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冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!

Tomo
風景写真家
カナダで山に登りながら数々の風景写真を撮影し着た経験を活かして、風景写真を綺麗に撮るためのテクニックなどを発信しています。

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デジカメ用SDカードは容量と転送速度で選ぼう!用途別のオススメもご紹介

SDカードの選び方サムネイル

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。

デジカメの購入に合わせて必ず必要になるのがSDカード。

どんなに高価なカメラを買っても撮った画像を保存するSDカードがなければ、画像を保管することもパソコンや印刷して楽しむ事もできません。

そんなデジカメを楽しむ上で必要不可欠なSDカード、ただ何となく値段や容量だけで選んでいませんか?

種類が多すぎてどれを買えが良いかわからない…
とにかく安いものを購入しているけどダメなの?

種類が多くて何を基準に購入すれば良いか分かりづらいSDカードですが、ポイントを抑えるだけで自分にピッタリのSDカードを購入することが可能になりますよ。

この記事の内容
  • SDカードの種類
  • SDカードのスペックの見方
  • 用途別のオススメSDカード

実際のSDカードの画像を使って分かりやすく解説しているので、SDカードの購入で悩んでいる方はこの記事を参考にしてみて下さい。

目次

SDカードの種類

一般的に「SDカード」と一括りで呼ばれていますが、実際にはSDカードの中にも大きく3つの種類が存在していて、その種類によって画像を保存することができる容量の違いがあります。

SDカードの種類と容量
  • SDカード → 2GBまで
  • SDHCカード → 4~32GBまで
  • SDXCカード → 64GB以上

※どの種類もカード自体のサイズは同じ

現在新品でも販売されているデジタルカメラであれば、基本的に3種類すべてのSDカードに対応しているので、SDカードの種類を覚える必要はほとんどありません。

ただし年代の古いデジタルカメラ用にSDカードを購入する場合には対応するSDカードの種類に違いがあるので、購入前にメーカーの公式サイトから対応しているSDカードの種類を確認しましょう。

 デジカメによって対応するSDカードの種類が違うことがある
各メーカーの公式サイト

調べ方

Canonの場合は「記録媒体」を確認

Canon Kiss M2のでの対応記録媒体

提供:Canon

SDカードのスペック(性能)の見方

容量によって3種類に分類されているSDカードですが、近年のカメラの高画質・高画素数化によって容量が4GBまでのSDカードはほとんど生産されなくなってきました。

この記事では現在も販売されていて皆さんが購入する可能性が高い、「SDHCカード」と「SDXCカード」を中心にスペック(機能)の見方とその違いをご紹介していきます。

SDカード上での表記

表記事項が多くてそれぞれのスペックについて覚えるのが大変とうい方は、この記事の後半で「用途別のオススメSDカード」を紹介しているので、そちらの項目にジャンプしちゃいましょう。

ちなみにSDカード上には動画の撮影で重要になるスペックも表記されていますが、このブログは写真の撮影に関して紹介をしているので動画に関するスペックに関しては解説をおこないません。

カード名称

SDカードの名称が記載されていて、表記そのままにカードの種類を知ることができます。

  • SD → SDカード(Secure Digial)
  • SDHC → SDHCカード(Secure Digial High Capacity)
  • SDXC → SDXCカード(Secure Digial Xtended Capacity)

カードの容量

カードの容量はSDカードに記録できるデータの容量を示しています。

ちなみに最も容量が大きいSDXCカードでは最大2TBまで保存できるカードも発売されています。(※2021年1月現在)

記録できる写真枚数の目安

記録画質をJPEGに設定、1枚あたりの画像サイズを8MBとして計算した場合、それぞれのカード容量で記録できる写真枚数の目安は次の通りです。

  SDカードの容量 保存可能枚数(約8MB/枚の場合)
SDカード 1GB 約125枚
2GB 約250枚
SDHCカード 4GB 約500枚
8GB 約1000枚
16GB 約2000枚
32GB 約4000枚
SDXCカード 64GB 約8000枚
128GB 約16000枚
256GB 約32000枚
512GB 約64000枚

上記の目安は一般的なデジカメの性能である2000万画素で計算しているので、3000万画素を超えるような高画素カメラや記録画質をRAW形式で保存する場合には、画像1枚あたりのサイズが10MBよりも大きくなるので、保存できる枚数は表よりも少なくなります。

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最大転送速度

最大転送速度はデジカメで撮影した画像を、SDカードへ書き込む(保存)する時の最大速度を示しています。

あくまでも最大の速度になるので、毎回SDカードに表記されている速度で保存されるというわけではありません。

 最大転送速度が150MB/sでも、速度が30MB/sや90MB/sの時がある

通常一枚ずつ撮影をする場合には特に気にする必要のないスペックですが、動物や子供など動く被写体を連写で撮影する機会が多い方は最大転送速度が速いSDカードを選ぶようにしましょう。

最大転送速度が遅いと連写中でも撮影が止まってしまったり、連写後のSDカードへの書き込みが遅くて次の撮影ができなくなるなど、シャッターチャンスを逃す可能性があります。

エントリー機では最大転送速度が90MB/s、ミドルクラスからハイアマチュア機では150MB/sあれば十分なスピードで連写した画像を保存できる

スピードクラス

スピードクラスは撮影した画像をカードへ書き込む時の、最低保証速度を示しています。

このスピードクラスで表記されているのは最低保証の速度なので、何回撮影を繰り返しても必ず表記されている転送速度以上でSDカードに保存することが可能になります。

クラス別の最低保証速度

スピードクラス 最低保証速度
Class 2 2MB/s
Class 4 4MB/s
Class 6 6MB/s
Class 10 10MB/s

デジカメでの使用にはClass 10が必須(画像1枚が約8MBあるのため)

基本的に風景写真やストリートスナップなどを1枚ずつじっくり撮影するという方は、スピードクラスが「Class10」のSDカードを購入すると良いでしょう。

野生動物やポートレート、子供の写真を撮影するという方は、連写での撮影が必要になるので最低保証速度が「10MB/s」までのスピードクラスを確認するだけでは足りません。

連写を多用するという方は、次に紹介する「UHS規格」の表記があるSDカードを選ぶことをオススメします。

UHS規格

UHS規格は初期のSDカードの規格よりも、さらに高速で画像データの書き込みを可能にする規格のことです。

このUHS規格は「Ⅰ」または「Ⅱ」といったローマ数字で表記されていて、それぞれの数字で最大転送速度の最大値が異なります。

UHS規格の違い

UHS規格 最大転送速度
最大104MB/s(50MB/s・80MB/s・90MB/sなど)
最大312MB/s(150MB/s・250MB/s・300MB/sなど)

ちなみに初期のSDカードは最大転送速度が「25MB/s」までしなかったので、1枚あたりの画像サイズが20MBを超えるRAW形式での保存には適していませんでした。

ちなみにRAW形式で撮影する古いハイアマチュア用カメラでは、SDカードではなくフラッシュカードという最大転送速度が速いメモリーカードを使用していました。

UHS スピードクラス

UHSスピードクラスは、UHS規格のSDカードで画像を保存するときの最低保証速度を示しています。

UHSスピードクラスは数字の「1」または「3」で表記されていて、それぞれの数字で保証されている最低の画像転送速度に違いがあります。

最低保証速度の違い

UHS スピードクラス 最低保証速度
UHS Speed Class 1 10MB/s
UHS Speed Class 3 30MB/s

ちなみにUHSスピードクラスが表記されている場合は、一緒に表記されているスピードクラスはスペックに関係がないので無視しておきましょう。

SDカードの選び方

SDカードを選ぶ際には、主に次の2段階に分けて確認をしていくとあなたにピッタリのSDカードを選ぶことができますよ。

  1. 対応するSDカードとUHS規格の確認
  2. 必要な容量と書き込み速度の確認

対応するSDカードとUHS規格の確認

どんなに高性能なSDカードを購入しても、使用するカメラに対応していなければ使うことが出来ません。

SDカードを購入する前に使用するカメラの対応SDカードを必ず調べるようにしましょう。

各メーカーのホームページから確認するのが確実です。
各メーカーの公式サイト

調べ方

Canonの場合は「記録媒体」を確認

提供:Canon

現在新品で販売されているカメラの殆んどは、SDHCカードUHS規格 Ⅰ まで対応

必要な容量と書き込み速度の確認

SDカードの容量と書き込み速度は速いほど良いですが、その分値段は高くなるので撮影する環境で必要なスペックのSDカードを購入することをオススメします。

用途別のオススメSDカード

デジタルカメラでの撮影を大きく3つの用途に分けて、それぞれの用途にオススメのスペック(性能)とSDカードをご紹介していきます。

この記事を参考にして、あなた自身の用途にあったSDカードを購入していきましょう。

風景やカフェなどでの撮影がメインでレタッチはしない

オススメのスペック
  • カード容量:32GB以上
  • 最大転送速度:25MB以上
  • スピードクラス:Class10

風景やカフェ・レストランなどでの撮影がメインで、さらにはレタッチもしないという方はJPEG形式で画像を保存することになるので、最低限カード容量が32GB以上のSDカードを選ぶと良いでしょう。

カード容量32GBで約4000枚の画像を記録することができるので、デジカメでの撮影を始めたばかりの方にもオススメです。

出来るSDHCカードで十分に使用できます。

オススメのSDカード

SDカードで有名な「SanDisk」製で、価格も約 1,200円程度で購入が可能です。

RAW形式で保存してレタッチも楽しみたい

オススメのスペック
  • カード容量:128GB以上
  • UHS規格:UHS規格Ⅰ以上
  • UHSスピードクラス:UHS Speed Class 3

RAW形式で画像を保存してレタッチも楽しみたいという方は、1枚あたりの画像サイズが大きくなるので、カード容量が128GB以上のSDカードを選ぶことをオススメします。

 RAWデータ1枚のサイズは約25MBで、JPEGの約3倍の大きさ 

またRAWデータ1枚あたりのサイズが25MBと大きいので、最低保証速度が50MB以上の「UHS Speed Class 3」あるとストレスなく撮影を続けることが可能です。

オススメのSDカード

カード容量が128GBあるのでRAWデータでも約 5,000枚の画像を保存可能です。

子供や動物をたくさん撮影する

オススメのスペック
  • カード容量:64GB以上
  • UHS規格:UHS規格Ⅱ以上
  • UHSスピードクラス:UHS Speed Class 3

子供や動物など行動が予測できない被写体は連写での撮影が基本となるので、素早く画像をSDカードに書き込み(保存)可能なSDカードがオススメです。

また連写での撮影が多い方はその分撮影する写真の枚数も多くなるので、カード容量は最低でも64GB以上あるといいでしょう。

カード容量が少ないと連写中にカード容量がいっぱいになることもあります

オススメのSDカード

画像の転送速度が最大で200MBなので、1秒間に7枚以上の連写も可能になります。

SDカードの選び方サムネイル

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