冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!
三脚を使っているのに写真がブレる?!!夜景撮影で気をつけたいたった一つのこと!!
夜景撮影のために三脚まで用意したのに、撮った写真を確認してみたらなんかブレてる…
こんな経験がある人もいるのでは??三脚を使っているので、手ブレを筈がないのに写真がブレてしまうのは、レンズやカメラ本体に備わっているとある機能が原因です。
レンズの手ブレ補正はオフに設定
手持ちの撮影では、写真のブレを抑えてくれるレンズ内やカメラ内の手ブレ補正機能ですが、三脚を使用する撮影の際には逆に写真がブレてしまうという欠点があります。
これは三脚を使用しての撮影の際に発生する微振動などを感知して、手ブレを補正しようと誤作動を起してしまうのが原因です。
手ブレ補正がオンの状態でもブレない時もありますが、せっかくの写真が後から見たらブレてたなんて事を避けるためにも、三脚を使用する際には手ブレ補正機能をオフにすることをオススメします。
- 手ブレ補正をオフ → 誤作動が起きないので写真がブレない
- 手ブレ補正をオン → 誤作動が起きて写真がブレる
手ブレ補正をオフにするもう一つのメリット
三脚を使って撮影する際に手ブレ補正をオフにすることで得られるもう一つのメリットはバッテリーの消費を抑えられることです。
夜景撮影など、普段よりも長時間露光を行うことが多い三脚を使っての撮影では、手ブレ補正をオンのままにしておくと、シャッターを切っている間(露光中)手ブレ補正機能が働いている事になります。
日中シャッター速度の速い場面での撮影であれば手ブレ補正が働くのは一瞬の事ですが、10~30秒さらには1分以上も露光する場合のある夜景での撮影では、手ブレ補正機能を使用するとバッテリーの消費が激しくなってしまします。
その上写真がブレてしまうとあれば踏んだり蹴ったりなので、三脚を使っての夜景撮影の際には必ず手ブレ補正機能をオフにするようにしましょう。
ブレ防止には三脚の使い方にも注意
手ブレ補正をオフにする事で予想外のブレを防止することが出来ますが、三脚を使用する場合には三脚の使い方自体にも気をつけましょう。
三脚の使い方がイマイチよくわからない、ただなんとなく三脚を設置して使っているという方は「【三脚の正しい使い方】知れば写真がもっと上手くなる!」を読んで三脚を正しく使用できるようになりましょう。
夜景撮影に限らず、あらゆる場面での撮影に置いて思わぬ写真のブレや三脚・カメラの転倒を防ぐことができます。
まとめ
レンズやカメラの使用説明書を見ると、三脚撮影時には手ブレ補正機能をオフにするように推奨しているメーカーが殆どです。
レンズ内の手ブレ補正機能であれば、レンズ本体に付いている切り替えスイッチで簡単に切り替えができるので、三脚を使っての撮影の際には手ブレ補正機能のオン・オフに気をつけてみて下さい。
三脚を使用しての夜景撮影で写真がブレてしまう問題が解決したところで、夜景撮影での他の基本的な部分もチェックして夜景を綺麗に撮影できるようにしていきましょう。
次の記事→「手持ちと三脚でどう違う?夜景撮影の設定と違いをご紹介」
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