冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!
Lightroomを使って写真から人や不用物を消す方法
こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。
カメラで写真を撮っていると、シャッターを切る瞬間に急に人や鳥が構図の中に入り込んできたり、カメラのセンサーやレンズについたゴミが、撮った写真に映り込んでしまうことがあります。
そんな写り込みがある写真でも、Lightroomのスポット修正機能を使うことで、残念な人や鳥の写り込み、カメラのセンサーやレンズに付着したゴミの写り込みを、写真から消すことが可能になります。
- スポット修正機能とは
- スポット修正を使った人やゴミの消し方
- Photoshopを使っての高度な消し方
簡単に作業可能な小さな人やゴミの映り込みの消し方から、大きな人やゴミの映り込みの高度な消し方まで、詳しくご紹介していきます。
スポット修正機能とは
Lightroomのスポット修正機能は、人やゴミの写り込みを写真内の他の部分をコピー&ペーストすることで、まるで人やゴミが消えたかのように見せる修正用ツールです。
写真内にの他の場所の情報を利用して、人やゴミを消す作業になるので、大きな写り込みよりも小さな映り込みを消す作業に大きな効果を発揮します。
スポット修正機能
上の動画は、Lightroomのスポット修正で鳥を1羽消す工程ですが、写真の左下にある植物の部分を、1番右の鳥の部分にコピペしているのがわかります。
スポット修正機能で消しやすい映り込み
スポット修正機能では、もともと写真に存在する情報を使って修正をおこなうので、大きな人や鳥を消すよりも、小さく写り込んだ人や鳥を消す方が、綺麗な仕上がりになりやすいです。
それ以外では、背景が単純で色の変化がない場合には、比較的大きな人や鳥の映り込みでも綺麗に消すことが可能となっています。
- 小さな人や鳥、ゴミの映り込み
- 映り込みの背景が単純かつ単色の場合
- 映り込みの背景が複雑・細かすぎる場合
映り込みんでいる人や鳥、ゴミの大きさは小さいほど綺麗に消すことが可能ですが、映り込みの背景の状態もとても重要な要素になります。
映り込みの背景はシンプルか極端に複雑で細かい方が、人や鳥を綺麗に消すことが可能になります。
スポット修正機能で消しづらい映り込み
映り込みの背景が、シンプルな青空であれば、大きな鳥の写り込みでもスポット修正機能で綺麗に消すことが可能ですが、映り込んでいる人の背景に道路や木がある場合には、同じ形状の道路や木がないと綺麗に消すことができません。
スポット修正を使った人やゴミの消し方
Lightroomのスポット修正機能を使った、実際に人や鳥を消す方法を画像付きで解説していきます。
手元にスポット修正機能でも消しやすい映り込みがある写真をお持ちの方は、Lightroomを開いて一緒に作業をしてみましょう。
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Lightroomもまだ持っていないという方は、7日間の無料体験版を利用することで、この記事で紹介している「スポット修正」の機能だけでなく、Lightroomの全ての機能を無料で試すことが可能になります。
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映り込んだ人を消すまでの流れ
写り込みを綺麗に消すポイント
Ligthroomのスポット修正ブラシを使った、人や鳥などの映り込みを消す時のは、次の3つのポイントを押さえておくと、綺麗に写り込みを消すことが可能になります。
- ブラシのサイズは映り込みよりも少しだけ大きなサイズに
- ぼかしを30~40の範囲で設定
- 大きな映り込みは何回かに分けて修正
背景が真っ白な壁や真っ青な青空であれば、どんな設定でも綺麗に映り込みを消すことができますが、色や明るさに濃淡があったり、複雑な背景がある場合には、上記のポイントを押さえて作業をおこないましょう。
ブラシのサイズは映り込みよりも少しだけ大きなサイズにすることで、余計な範囲にまで修正が適用されないようにで、ぼかしをつけることで、コピペした画像と元々の画像の境界線が綺麗に馴染むようになります。
また大きな映り込みがを消す時には、背景のパターンごとに分けてブラシでなぞると、綺麗に映り込みを消すことができるようになります。
まとめ
Lightroomのスポット修正機能を使った人や鳥、カメラのセンサーやレンズに付着したゴミの写り込みを消す方法をご紹介しました。
思いもよらない映り込みがあった場合には、諦める前にLightroomのスポット修正機能を使って映り込みを消してみましょう。
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