冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!
【Laowa(ラオワ)】今1番気になるレンズ Laowa 15mm F2 Zero-D
風景写真家として以前から超広角レンズの購入を検討している私ですが、つい最近とても気になるレンズを発見しました。
サードパーティーの中国メーカーから発売されているレンズが、なぜこんなにも購入を悩むほどに気になるのか、その理由と根拠を自分自身の備忘録と購入検討への再確認の意味を込めて、この記事に残していきます。
- 中国レンズメーカーLaowa(ラオワ)とは
- Laowa 15mm F2 Zero-Dが気になる理由
私と同じようにLaowa(ラオワ)レンズが気になるという方は、この記事を読んで一緒に購入を検討しましょう!
中国レンズメーカーLaowa(ラオワ)とは
中国のレンズメーカーであるLaowa(ラオワ)は、数名の光学業界のエキスパートと写真愛好が2013年に中国の安徽省合肥(あんき省ごうひ)に起業した光学メーカーで、実際のレンズの製造はVenus Opticsという起業名で行っている。
Laowa(ラオワ)はレンズ製造メーカーとしてはまだまだ経験の浅いメーカーであるにも関わらず、ここまで世界的に注目を集めているのには1つ大きな理由があります。
サードパーティのレンズメーカーであるLaowaからは、とても面白い特徴を持つレンズが数多く発売されています。
Lawoa(ラオワ)レンズの特徴
- Zero-D 歪みゼロの超広角レンズ
- レンズ先端付近まで寄れるマクロ機能
- 等倍率2.0-5.0までのマクロレンズ
- 非魚眼で焦点距離10mm以下の超広角レンズ
- レンズ先端付近まで寄れるマクロ機能
Lawoa(ラオワ)では、一般的なカメラメーカーでは販売されないようなさまざまな特徴を持つレンズが販売されていて、特に上記の4つは普段使いが可能なLaowaレンズにも付属してくる大きな特徴となります。
これら4つの機能すべてが付いているわけではありませんが、超広角レンズながらも歪みは限りなくゼロでレンズ先端近くまで寄れるレンズから、非魚眼で焦点距離が10mm以下の超広角にマクロ機能がついたレンズまで、実に面白いレンズが販売されています。
Lawoa(ラオワ)レンズは基本的にMT(マニュアル・フォーカス)
とても特徴的なレンズを販売するLaowa(ラオワ)ですが、販売されているレンズは2021年5月現在では、すべてMF(マニュアル・フォーカス)のみとなっています。
Lawoa(ラオワ)レンズはフルサイズからマイクロフォーサーズ用まで販売
とても特徴的なレンズを販売しているLawoa(ラオワ)ですが、まだまだ若いメーカーでありながらもフルサイズからマイクロフォーサーズ用まで、全てのデジタル一眼カメラユーザーに向けたレンズが販売されています。
- フルサイズ一眼レフ
- ミラーレス一眼
- APS-C一眼レフ
- マイクロフォーサーズ
マイクロ・フォーサーズ用のLaowaレンズ
APS-C用のLaowaレンズ
Laowa 15mm F2 Zero-Dが気になる理由
数多くの特徴的なレンズが販売されているLaowa(ラオワ)ですが、その中でも私が1番注目しているのが、
Laowa 15mm F2 Zero-D
対応マウント | Sony E / Canon RF / Nikon Z / Leica L |
F値 | F2 |
フィルター径 | 72mm |
フォーカス | MF(マニュアル・フォーカス) |
最短焦点距離 | 15cm |
手ブレ補正 | なし |
重量 | 500g(マウントにより誤差有) |
現在私が愛用するキャノンのフルサイズミラーレスカメラ 、EOS R6のRFマウントで使用可能なLaowa 15mm F2 Zero-Dには、次のような特徴があります。
- 超広角レンズ
- 明るいF2.0
- 非魚眼レンズでフィルター溝付き
- 最短焦点距離15cmのマクロ機能
- 歪みゼロ
星も撮れる超広角レンズを必要とする私には、F2.0の明るい超広角レンズというだけでも十分に魅力があるのですが、さらにフィルターが付けられる非魚眼レンズというのはとても嬉しい特徴です。
非魚眼レンズでフィルターネジ付き
Laowa 15mm F2 Zero-Dには72mm径のフィルターを付けることが可能なフィルターネジがついています。
15mmという超広角にも関わらず、非魚眼という通常のレンズと同じ前玉レンズになっているので、普段から使っているC-PLフィルターやNDフィルター、さらにハーフNDフィルターまでも使うことが可能になります。
通常は特殊な付属品を購入しない限りフィルター類を付けることができない超広角レンズですが、Laowa 15mm F2 Zero-Dでは通常のままで各種フィルターを使用することが可能なので、超広角にさまざまな効果を加えた写真を撮影することが可能になるのです。
最短焦点距離15cmのマクロ機能
広角レンズによく付いているマクロ機能も、Laowa 15mm F2 Zero-Dでは最短焦点距離が15mmと、一般的なマクロレンズと同じくらいに被写体に近寄って撮影することが可能です。
広角レンズの遠近感を活かした写真が、このマクロ機能によってより強力になることでしょう。
歪みゼロ
Laowa 15mm F2 Zero-DのZero-DとはZero Distortionの略でZero(ゼロ)• Distortion(歪曲)、つまり歪みのないレンズを意味します。
超広角レンズの特徴である周辺の歪みを無くすことで、写真内の全ての直線が正しく直線として表現されます。
まとめ
- Laowa(ラオワ)のレンズは特徴的な機能を持つレンズが多い
- 10mm以下の超広角でも非魚眼のレンズがある
- Zero-D写真周辺の歪みをなくすレンズがある
ものすごく特徴的で魅力のあるLaowa(ラオワ)レンズ、その中でも特に気になるLaowa 15mm F2 Zero-Dは通常の風景撮影ではもちろん、星景写真やマクロ機能を使っての少し変わった表現の写真まで、あらゆる撮影環境でその特徴を発揮してくれるはずでしょう。
Laowa 15mm F2 Zero-Dを購入した時には、その使用感を含めてレビュー記事も書く予定なので、是非楽しみにしていて下さい。
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