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Tomo
風景写真家
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【風景写真にオススメ】KANIのハーフNDフィルターセットの特徴とメリット

KANIフィルターセット サムネイル

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。

風景写真の撮影用に、ハーフNDフィルターの購入を検討をしている方も多いかと思いますが、ハーフNDフィルターには販売メーカーの違いからハーフNDの種類まで、選択肢がとても多くて初めは選ぶこと自体が難しいのが現実です。

どのハーフNDフィルターを買えば良いかわからない…
欲しいハーフNDフィルターは決まってるけど、他に何が必要かわからない…

私自身も、ハーフNDフィルターを購入する時には、「どのハーフNDフィルターを購入するべきか」、「レンズに取り付けるためには他に何が必要なのか」、このあたりの情報を探すのにとても苦労したので、私が実際に購入して今でも使い続けている、オススメのハーフNDフィルターセットをご紹介します。

ハーフNDフィルターとは

ハーフNDフイルターは、朝焼けや夕焼けなど明暗差の大きな環境でも、空と地面の明暗差をなくすことができる特殊なNDフィルターです。

ハーフNDフィルターとは何かを詳しく知りたい方は、参考記事をチェックしてみましょう。

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この記事で紹介するハーフNDフィルターセットを使用することで、このような写真を撮ることも可能になるので、ぜひ購入の参考にしてみて下さい。

フィルターセットで撮った写真

目次

KNAI Standard set for 100mmⅡ

Standard set

「KNAI Standard set for 100mmⅡ」は、フィルターを中心に販売しているロカデザインのKANIフィルターシリーズの中でも、風景写真のさまざまなシーンに対応できるように、ハーフNDフィルターからNDフィルター、PLフィルターまでが全て揃っているフィルターセットです。

セットの内容
  • PREMIUM SOFT GND 0.9 100x150mm
  • PREMIUM REVERSE GND 0.9 100x150mm
  • ND64 100x100mm
  • ND1000 100x100mm
  • PREMIUM 86mm CPL filter for filter holder
  • HT3 100mm Filter holder

ハーフNDフィルターが2種類、NDフィルターが2種類、CPLフィルター1つに、これらのフィルターをレンズに付けるためのホルダーセットが全て含まれています。

※レンズとホルダー間のアダプターは3つ付属 (67mm⇒82mm、72mm⇒82mm、77mm⇒82mm)

ハーフND×2、NDフィルター×2、PLフィルター×1が付属

「KNAI Standard set for 100mmⅡ」は、他のフィルターセットと同様に、フィルター類をレンズに取り付けるための専用ホルダーが付属しているので、購入後からすぐにハーフNDフィルターなどを取り付けて撮影をすることができるので、初めてハーフNDフィルターを使用する方にも安心なのが1つの特徴です。

取り付けが可能なレンズ径
  • レンズ径 67mm
  • レンズ径 72mm
  • レンズ径 77mm

「KNAI Standard set for 100mmⅡ」は上の3つのレンズ径を持つレンズで使用が可能です。

Standard setの特徴

数多くあるKANIのフィルターセットの中でも、私が使用している「Standard set」には、大きく3つの特徴が存在します。

  • 日中と朝夕で使い分けられる2つのハーフNDフィルター
  • 滝や波打ち際を撮れるNDフィルターとCPLフィルター付き
  • 日中での長時間露光が可能なND1000とND64

私のように、日中から朝夕の時間帯まで幅広く風景写真を撮影している方にとっては、時間帯によって使い分けられる2種類にハーフNDフィルターや、滝や波打ち際での撮影を助けてくれるNDフィルターやCPLフィルターすべてが含めれた「Standard set」が、撮影にとても役に立つのです。

日中と朝夕で使い分けられる2つのハーフNDフィルター

2種類のハーフNDフィルター

「PREMIUM SOFT GND 0.9 100x150mm」と「PREMIUM REVERSE GND 0.9 100x150mm」2種類のハーフNDフィルターを、日中用と朝夕用に使い分けることで、朝から夕方までの1日を通して撮影を楽しむことができるようになります。

例えば日中に逆光での撮影をする場合は、空全体を減光することができる「PREMIUM SOFT GND 0.9 100x150mm」を使用することで、逆光気味のシチューションでも青空を撮ることも可能になります。

※完全な逆光の場合はレタッチでの調整も必要

一方で地平線や水平線付近が最も明るくなる朝焼けや夕焼けでは、最も明るい構図の中央部分だけを減光できる「PREMIUM REVERSE GND 0.9 100x150mm」を使うことで、綺麗なグラデーションを撮ることも可能になりますよ。

作例

滝や波打ち際を撮れるNDフィルターとCPLフィルター付き

水際を撮るNDとCPLフィルター

「ND64 100x100mm」と「PREMIUM 86mm CPL filter for filter holder」を使うことで、滝や波打ち際の写真を取るとき、また湖面などの映り込みをコントロールして撮影することができるようになります。

例えば滝の撮影では、シャッター速度を遅くして撮影ができる「ND64 100x100mm」を使うことで、水の流れを線のように撮影することができるようになります。

また湖面に映り込みがある場合には、光の反射をコントロールできる「PREMIUM 86mm CPL filter for filter holder」を使うことで、湖面に映り込んでいる景色をよりハッキリと、写真に撮ることも可能になりますよ。

作例

日中での長時間露光が可能なND1000とND64

日中長秒できるNDフィルター2種類

最大で3枚までフィルターを装着できるホルダーに、「ND64 100x100mm」と「ND1000 100x100mm」の2枚を重ねて使用することで、明るい日中でも1〜2分を超えるような長時間露光での撮影が可能になります。

Standard setに付属する「ND64 100x100mm」と「ND1000 100x100mm」の2枚のNDフィルターで、長時間露光による、人間の目では直接見ることが出来ない不思議な世界を撮影することができるので、写真の表現の幅も広がっていきますよ。

作例

Standard setのメリット・デメリット

KNAI Standard set for 100mmⅡには、上で紹介した3つの特徴 「日中と朝夕で使い分けられる2つのハーフNDフィルター」「滝や波打ち際を撮れるNDフィルターとCPLフィルター付き」「日中での長時間露光が可能なND1000とND64」」に加えて、KANIフィルターそのもののメリットやセットで購入するメリットがいくつか存在しています。

Standard setのメリット
  • フィルター以外の必須アイテムが全て付属
  • 超広角レンズでも使用可能
  • 単体購入よりも¥10,000もお得
ハーフND×2、NDフィルター×2、PLフィルター×1が付属

フィルター以外の必須アイテムが全て付属

ホルダー類

私もそうでしたが、初めてハーフNDフィルターを購入する方にとって、実際にハーフNDフィルターを使用するのに必要な部品や、使用しているレンズとの互換性を確認・調べるのはとても大変です。

しかしKNAI Standard set for 100mmⅡのように、セットとして購入することでハーフNDフィルターの取り付けに必要な部品もまとめて購入できるので、迷ったり違う部品を購入することがないのはとても安心できます。

取り付けが可能なレンズ径
  • レンズ径 67mm
  • レンズ径 72mm
  • レンズ径 77mm

「KNAI Standard set for 100mmⅡ」は上の3つのレンズ径を持つレンズで使用が可能です。

超広角レンズでも使用可能

「KNAI Standard set for 100mmⅡ」に限らず、KANIフィルターは出目金タイプ以外の超広角レンズであれば、標準や望遠レンズと同じように取り付けて使用することができます。

私が普段使用している「Laowa 15mm F2 FE Zero-D」は、焦点距離が15mmと超広角レンズの中でも特別広い画角を持っていますが、「ハーフNDフィルター」「NDフィルター」「CPLフィルター」のどれを付けても、四隅がケラレること無く撮影が出来ています。

ただし、ハーフNDフィルターやNDフィルターを2枚以上ホルダーに取り付けて撮影する場合には、四隅がケラレるので注意が必要です。

単体購入よりも約¥10,000もお得

「KNAI Standard set for 100mmⅡ」はセット商品なので、セットに含まれる全ての商品を単体で購入するよりも、総額で¥9,420も安く購入することが可能です。

「KNAI Standard set for 100mmⅡ」には、風景写真のあらゆるシーンで使用できる「ハーフNDフィルター」「NDフィルター」「CPLフィルター」が揃っているので、将来的にこれらを単体で買い揃えていくことを考えると、初めからセットで購入するのがオススメです。

Standard setのデメリット

大きな特徴やメリットが多い「KNAI Standard set for 100mmⅡ」ですが、価格が¥80,000を超えるので、初めて購入するアイテムとしては高額というデメリットがあります。

値段がレンズ並みに高い…
購入しても使わなくなったらどうしよう…

私自身も、初めて購入するアイテムに¥80,000以上を払うことに躊躇がありましたが、KANIのフィルター類は中古でも高額で売ることができることを知って、購入を決断することが出来ました。

メルカリで売る時の相場

メルカリで売る時の相場

仮にメルカリで「KNAI Standard set for 100mmⅡ」そのものや、付属するフィルターを単体で売る場合、最低でも半額以上で売ることが可能で、商品によっては単体価格の60%以上で中古として売ることも可能です。

商品名新品価格
[税別]
中古で売れる価格
[税別]
PREMIUM SOFT
GND 0.9
¥19,600約¥12,000
ND1000
100x100mm
¥16,500約¥11,000
Standard set for 100mm¥85,800約¥49,000

この他にも、「KNAI Standard set for 100mmⅡ」と同じフィルター類が付属していて、取り付けることができるレンズの種類だけが少なくなった、「KANI Standard set for 75mm」があるので、「72mm」と「67mm」のレンズ径のレンズしか使用しないという方にはオススメです。

\APS-Cセンサー専用のレンズだけを使っている人におすすめ/

ハーフND×2、NDフィルター×2、PLフィルター×1が付属
¥61,800 (2024/12/01 10:27時点 | Amazon調べ)
セット名使用可能なレンズ径Amazondでの価格
Standard set for 100mmⅡ77 / 72 / 67mm¥85,800
[税別]
Standard set for 75mm72 / 67mm¥61,800
[税別]
2つのセットの比較

まとめ

風景写真の撮影を助けてくれて、写真の表現の幅を広げてくれるオススメのハーフNDフィルターセット、「KNAI Standard set for 100mmⅡ」の特徴やメリットをご紹介しました。

私は「KNAI Standard set for 100mmⅡ」を使用するようになってから、朝焼けや夕焼けの写真をよりドラマティックに、雲や水の動きがある景色をより幻想的に写真に撮ることができるようになりました。

購入から1年半以上経ちますが、今でも撮影の際には毎回カメラバックに「KNAI Standard set for 100mmⅡ」入れて撮影に臨んでいます。

ハーフNDフィルターの購入を検討している方、または購入に踏み切れない方にとって、少しでもこの記事が役に立てば嬉しいです。

\使えば写真のレベルが確実に1段上がる/

ハーフND×2、NDフィルター×2、PLフィルター×1が付属
KANIフィルターセット サムネイル

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