
デジタルカメラマガジン 2022年4月号[雑誌]
こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。
私は普段撮影した風景写真をAdobeのLightroomでレタッチをおこない、1枚の写真として仕上げています。
Lightroomで仕上げた作品例
今回は私が普段から使用している、写真のレタッチソフトAdobeのLightroomを、7日間無料で使用できる方法をご紹介します。
これから写真のレタッチを始めたい方、有料のレタッチソフトで何ができるか知りたいという方は、Lightroomの7日間無料版を使って、写真のレタッチを体験してみましょう。
※体験版は状況によって終了する場合もあります。
AdobeのLightroomは、写真のレタッチから保存の管理をおこなうことができる、レタッチソフトです。
写真用のレタッチソフトとしては、ナンバーワンのシェア数があり、プロカメラマンやプロの写真家から、アマチュア写真家まで幅広い人に利用されているので、Lightroomを使ったレタッチのノウハウが、ネット上にたくさん蓄積されています。
Lightroomでは、基本的な写真のレタッチ機能に加えて、写真の一部分だけをレタッチする機能が備わっているので、無料のレタッチソフトではできないような、細かなレタッチをおこなうことが可能です。
Lightroomの特徴
「露光量」「コントラスト」「彩度」などの基本的なレタッチ機能を、写真の全体または写真の一部分だけに適用可能
Lightroomを使うと写真の一部分だけをレタッチできるので、暗く写ってしまった顔だけを明るくしたり、明るくなり過ぎた青空を青色がハッキリとする明るさに調整することができます。
Lightroomの編集範囲指定
レタッチを適用する範囲の指定には、主に「段階フィルター」「円形フィルター」「修復ブラシ」の3つを使用して、レタッチを適用する範囲を指定することが可能です。
円形フィルター
画像の編集範囲を指定
編集が必要な箇所だけ編集できます。写真から一定の範囲を選び出し、空をライトアップしたり、被写体に焦点を合わせてより大きな効果を適用するなどして、洗練させることができます。
出典:Adobe
修正ブラシ
修復ブラシで粗い画像を滑らかに補正
どのような写真の不具合も、修復ブラシを使用すればピンポイントで修正できます。不要なもの、目障りなものを写真から簡単に取り除くことができるため、元の写真よりもきれいでシャープな写真に仕上げることができます。
出典:Adobe
Lightroomの主な機能を紹介しましたが、この他にも写真内の不要な被写体を除去する機能や、特定の色だけの彩度を調整する機能なも備えています。
Lightroomの各機能に関してはAdobeのホームページから確認をしてみて下さい。
Lightroom7日間無料版のパソコンへの、ダウンロード・インストール方法を画像付きで詳しくご紹介します。
Lightroomの無料版は、フォトプランという名称でPhotoshopも一緒に付いてくるので、興味がある方はPhotoshopも試しに使ってみるといいですよ。
フォトプランで使えるソフト
[ Lightroom|Lightroom Classic|Photosop ]
フォトプランでは写真の編集・レタッチに最適な3つのソフトを含まれているので、7日間の無料期間中に他のソフトも試してみると良いでしょう。
※Lightroomのインストールには推奨環境があるので、事前にこちらからご自身のパソコンで使用可能か確認しましょう。
下記のリンクから、フォトプラン7日間無料版の登録画面へ進みます。
\フォトプランでLightroomを無料で試せる!/
リンクをクリックすると上のようなページが表示されるので、無料で始める
をクリック
選択肢の中から「フォトプラン」を選んで、ストレージ20GB
を選択して次へ
をクリック
申し込み内容を確認して次へ
をクリック
支払い情報を入力して、無料体験を開始
をクリック。
7日間は無料ですが、その後自動的に有料版へと移行するので、この時点で支払い情報の入力が必須となっています。
7日間無料体験版の期間中に解約手続きが可能
ダウンロードをクリックしてLightroomをインストール
これで写真編集ソフトAdobe Lightroomを使用する準備が整いました。
同時にPhotoshopもダウンロドして使用が可能
Lightroomでのレタッチ・編集が気に入って、今後もLightroomを利用し続けたいという方は、そのまま利用を続けましょう。
支払い情報が登録済みなので自動で毎月の支払いが行われます
Lightroomの使ってみてイマイチだと感じた方、Lightroomの利用をやめたい方は、7日間の無料期間の内に解約を行いましょう。
無料版Lightroomのインストールが完了したら、7日間で写真のレタッチを楽しみましょう。
今回は簡単にLightroomへの写真の取り込みからLightroomできる基本的なレタッチ内容、写真の書き出し(保存)の方法までをご紹介します。
自分で撮影した写真を使って、同じようにレタッチを体験しましょう。
Lightroomへレタッチをする写真を取り込みます。
画面左上部の+
ボタンをクリックすると、パソコンのフォルダから写真を取り込めるので、好きな写真を取り込みましょう。
写真の取り込みが完了したら、編集をしたい写真をダブルクッリク
して編集画面を開きます。
複数の写真を取り込んだ場合には、すべての写真を表示
をクリックで、取り込んだ全ての写真を表示しすることが可能になります。
まずは写真の基本補正から
編集画面が開けたら、画面右側のツールボックスからツールを選んで、写真をレタッチをおこなっていきます。
Lightroomには数多くのレタッチツールがありますが、まずは写真のレタッチの基本的なツールから使いこなせるようになりましょう。
レタッチ初心者の方は、上の4つのツールを使ったレタッチからスタートしましょう。
この4つのツールは写真のレタッチで、必ずと言って良いほど利用するツールになるので、それぞれのツールで写真がどのように変化するか、しっかりと把握していきましょう。
基本ツールを使ったレタッチ
基本ツールの詳細 | |
角度補正 | 写真の傾きを調整が可能|傾いた地平線や水平線を直すときに使用 |
露光量 | 写真全体の明るさを調整が可能|全体的に暗い写真や明るい写真の明るさを調整するときに使用 |
色温度 | 写真の色味の変更が可能|冷たい印象や温かみのある印象の写真変更することができる |
彩度 / 自然な彩度 | 写真の色を濃くしたり薄くすることが可能|自然な彩度を使用する方が自然に仕上がりになるのでオススメ |
写真の編集が完了したら、保存してパソコン上やスマホなどで閲覧できるようにしましょう。
画面上部のファイル
から書き出し
をクリック。
マウスの右クリック
→書き出し
をクリックでも写真の保存が可能です。
書き出し用のウインドウが表示されたら、画面右上にある1枚の写真を書き出し
をクリック。
開いた画面で写真を保存するフォルダを選び、書き出し
をクリックして写真の保存を完了します。
これで編集した写真の書き出し(保存)は完了です。書き出しで指定したフォルダへ移動して、編集した写真を確認してみましょう。
Lightroomでは写真の保存を「書き出し」と呼ぶ
\レタッチの基礎知識が学べる記事/
Lightroomでも十分に写真のレタッチは可能ですが、「Lightroomがイマイチ自分に合わない」「他のレタッチソフトも試したい」という方は、Lightroom以外の無料体験版のある有料レタッチソフトを試してみましょう。
ルミナーNeoは、人工知能 -AI- を使って誰でも簡単にプロ並みのレタッチができる、最先端のレタッチソフトです。
ルミナーNeoでは、風景やポートレートなどさまざまなシーン・ジャンルに合わせた、100種類以上のテンプレートを使って、ボタンクリック1回でレタッチを完了することも可能です。
テンプレート機能の作例
上の写真は、ルミナーNeoで使えるテンプレートの1つを適用させた写真の比較です。
写真の印象を大きく変えるようなレタッチを、ボタンを1回クリックしてテンプレートを適用させるだけで完了することができました。
ルミナーNeoは7日間無料で利用することが可能で、無料版の利用にはクレジットカードなどの支払い情報を入力する必要がないので、Lightroomよりも安心して利用が可能です。
Nik collectionは各レタッチ項目ごとに分かれたフィルタを使って、写真を仕上げることができるレタッチソフトです。
Nik collectionは、写真のレタッチができるソフトを中心に、モノクロやフィルムカメラ風のレタッチに特化したソフトの合計9つがセットになっているお得なパッケージになっています。
Nik collectionを使った作例
Nik collectionは、簡単に透明感のある写真に仕上げることができるので、風景写真を撮っているという方は、Nik collectionの「色かぶり除去フィルタ」を使うだけで、写真に透明感を出せるようになります。
Nik collectionは、30日間の無料体験版があるので、Lightroomよりも長い時間をかけて、レタッチの機能を試すことが可能となっています。
※無料版の利用にクレジットカードなどの支払い情報は必要ありません。
Lightroomの無料版をパソコンへダウンロード・インストールする方法と、その他の無料体験版を利用できるレタッチソフトをご紹介しました。
Lightroomのフォトプランだけは、7日間の無料期間が終了するまでに解約手続きをしないと、自動的に有料版へ移行するので、利用期間には注意しましょう。
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