冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!
キャノンのEOS Kiss Mシリーズが初心者にオススメな理由
これからデジタル一眼カメラでの撮影を楽しみたいと思っているあなた、デジタル一眼カメラに付いて調べれば調べるほど、どれを買ったら良いかわからなくなっていませんか?
もしもあなたが、少しでもキャノンのデジタル一眼カメラの購入を検討しているのであれば、EOS Kiss Mシリーズの購入をオススメします。
- キャノン EOS Kiss Mシリーズが初心者にオススメな3つの理由
- キャノン EOS Kiss Mシリーズのその他の特徴
- キャノン EOS Kiss Mシリーズをオススメしない人
これまでにもカメラ初心者の読者の方から、キャノンのカメラの購入に関してアドバイスを求められた時には、このEOS Kiss Mシリーズをオススメしてきています。
購入されたカメラ初心者の方には、EOS Kiss Mシリーズで写真撮影を楽しんで頂いているので、ぜひこの記事を購入への参考にしてもらえればと思います。
キャノン EOS Kiss Mシリーズが初心者にオススメな3つの理由
まず初めに私がカメラ初心者の方に対して、デジタル一眼カメラの購入で大切なポイントとしてアドバイスしているのは次の3点です。
- 使いやすさ
- 軽さ
- レンズの種類
デジタル一眼カメラはメーカーやカメラの種類さらには細かな機能など、一見比較する対象がとても多く感じます。
しかし初めて使用するデジタル一眼カメラを選ぶ際には主にこの3点が重要で、この条件を揃えているのがキャノンではEOS Kiss Mシリーズなのです。
キャノンのEOS Kiss Mシリーズは2021年現在で、EOS Kiss MとEOS Kiss M2の2つが販売されていますが、どちらも基本的な特徴は同じなので、まとめて初心者の方にもオススメできる理由を解説していきます。
EOS Kiss M シリーズの使いやすさ
キャノンのEOS Kiss Mシリーズは、これまでの初心者用デジタル一眼レフカメラとして販売されていたEOS Kissシリーズのミラーレス一眼機として登場しまた。
このためデジタル一眼カメラを初めて使用する初心者の方でも、説明書を読むことなく直感的にもカメラの操作ができるようになっています。
- ビジュアルガイド
- クリエイティブアシスト
- ここにテキストを入力
機能がわかりやすいビジュアルガイド
初めてデジタル一眼カメラを操作する方にはとても難しく感じるカメラのさまざまな機能も、EOS Kiss Mのビジュアルガイドによって、視覚的にカメラの機能を理解することが可能
いきなりミドルクラスやハイアマチュア機を購入してしまうと、このようなわかりやすい説明がないので、撮影する前からカメラの設定でつまずいてしまうことになります。
クリエイティブアシスト
デジタルカメラで撮影する写真の明るさや色味、雰囲気を決めるためのカメラのセッティングを、視覚的にもわかりやすく直感的に自分好みの設定にセッティングできる機能
背景をボカしての撮影や色を鮮やかにしての撮影など、さまざまな表現の写真をクリエイティブアシストを使用して簡単に撮影するとこが可能です。
EOS Kiss Mシリーズの軽さ
ミラーレス一眼カメラであるEOS Kiss Mシリーズは、カメラ本体の重さが400g以下ととても軽く作られています。
1番軽量なレンズと組み合わせても約500g前後しかないので、500mlのペットボトルを一本持ち歩くのと同じ感覚で、日常的に持ち歩くのにとても適しています。
キャノンカメラの重さの比較
キャノンから現在販売されている初心者向けの重さの比較をしてみましょう。
重さの比較 |
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EOS Kiss M2 | EOS Kiss 10 xi | EOS RP | |
本体の重さ | 388g | 515g | 485g |
キットレンズ込みの重さ | 518g | 715g | 880g |
軽いカメラほどシャッターチャンスを逃さない
軽量なデジタル一眼カメラは持ち運ぶ機会が増えるので、それだけでシャッターチャンスを逃すことがなくなります。
ハイアマチュア機やプロ機になれば、レンズ込みでEOS Kiss Mシリーズの2倍から3倍の重さになるので、なかなかいつでも持ち運ぶというわけにいかなくなります。
予定外の場所で綺麗な夕焼けや決定的な瞬間に出会ったとしても、いつでも気軽に持ち運びができる軽さのEOS Kiss Mシリーズを持っていれば、スマホよりも綺麗に目の前の光景を写真に撮ることができるようになります。
EOS Kiss Mシリーズで使用可能なレンズ
EOS Kiss Mシリーズでは、最大で60種類以上の交換レンズを使用することが可能です。
EOS Kiss MシリーズはEF-Mというレンズマウントを採用していて、通常ではEF-Mマウントのレンズが使用可能。さらにマウントアダプターを使用することで、別の種類のマウントであるEFマウントやEF-Sのレンズも使用することが可能になります。
キャノンのレンズマウントの種類 | ||
レンズマウント名 | 対応機種 | 相互性 |
EF | フルサイズ一眼レフ | |
EF-S | APS-C一眼レフ | EF |
EF-M | APS-Cミラーレス | EF / EF-S(マウントアダプター使用) |
RF | フルサイズミラーレス | EF / EF-S(マウントアダプター使用) |
◎EOS Kiss Mシリーズで使用可能なマウントアダプターをチェック
使用できる交換レンズが多いことのメリット
使用できる交換レンズが多いということは、カメラ本体を買い換えることなく、いろいろな交換レンズを使えるということになります。
デジタル一眼カメラは、各メーカーだけでなくそのカメラの種類によって使用できる交換レンズが違います。
これはデジタル一眼カメラのレンズマウントが、各メーカーとカメラの種類で異なるためで、レンズマウントが合わない交換レンズを使用するためには、カメラ本体を対応する機種に買い替える必要があるのです。
例えばEFマウントのカメラでは、EF-M マウントのレンズは使えない → EF-Mマウントのレンズを使うにはカメラ本体を追加で購入する必要がある
キャノン EOS Kiss Mシリーズのその他の特徴
デジタル一眼カメラを初めて買う方にはメリットとなると3つの条件を満たしているEOS Kiss M シリーズですが、さらに初心者の方には嬉しい機能やスペックが備わっています。
- 強力な瞳AF
- 高速連写
- 使いやすい2410万画素
- スペシャルシーンモード
- サイレントモード(無音撮影)
EOS Kiss Mシリーズの強力な瞳AF
デジタル一眼カメラを購入したら、家族や友人・恋人などの写真を撮る機会も増えることでしょう。
そんな時にもEOS Kiss Mシリーズの強力な瞳AF(オートフォーカス)によって、被写体の瞳にピントがしっかりと合った写真を撮ることが可能です。
EOS Kiss Mシリーズの高速連写
EOS Kiss Mシリーズは入門機でありながら、最大で1秒間に10枚の写真を撮影することが可能です。
これまでのキャノンの入門機である一眼レフ機用のEOS Kissシリーズでは、1秒間に7枚の連写が限界でしたが、1秒間に10枚の連写が可能なEOS Kiss Mでは子供の運動会やスポーツ観戦などで、シャッターチャンスを逃すことなく写真を撮影することが可能になります。
EOS Kiss Mシリーズの使いやすい2410万画素
一般的なデジタル一眼カメラの使用用途では、画素数が2000万画素台のカメラであれば十分な画質を保てます。
デジタル一眼カメラの画素数は2000万画素ほどあれば、32インチサイズのTVと同じ大きさの写真プリントでも、十分に綺麗な画質で印刷が可能です。
また大抵の場合はSNSやスマホ上で撮影した写真を楽しむことになるので、3000万画素を超えるような高画素のカメラは一般的には必要が無いのです。
EOS Kiss Mシリーズのスペシャルシーンモード
EOS Kiss Mでは11種類、EOS Kiss M2では12種類類の特殊な撮影シーンに合わせた設定で簡単に写真の撮影が可能なスペシャルシーンモードが備わっています。
スペシャルシーンモードを上手く使いこなせば、ポートレートや料理・夜景の写真も難しい設定をカメラに任せて、簡単に綺麗な写真を撮ることが可能になります。
EOS Kiss M | 自分撮り、ポートレート、美肌、風景、スポーツ、クローズアップ、 料理、流し撮り、手持ち夜景、HDR逆光補正、サイレントモード |
EOS Kiss M2 | 自分撮り、ポートレート、美肌、風景、スポーツ、クローズアップ、料理、流し撮り、夜景ポートレート、手持ち夜景、HDR逆光補正、サイレントシャッターモード |
EOS Kiss Mシリーズのサイレンモード(無音撮影)
EOS Kiss Mシリーズのサイレンモード(無音撮影)を使うことで、寝ているお子さんやコンサートなどの音を出してはいけない場所でも、安心して写真撮影をおこなうことが可能です。
キャノン EOS Kiss Mシリーズをオススメしない人
デジタル一眼カメラの購入で次の点を重視している方は、EOS Kiss M以外のカメラ購入の検討をオススメします。
- 耐久性の高いカメラを使いたい
- 将来的に最新の高性能なレンズを使いたい
カメラの耐久性
これはEOS Kiss Mシリーズ以外の入門機にも言えることですが、使いやすさとは対象的にカメラ本体やレンズの耐久性はミドルクラスやハイアマチュア機と比べて遥かに劣ります。
特に防塵・防滴がないEOS Kiss Mシリーズのような入門機では、砂埃のまうビーチや雪の中での撮影とその後のメンテナンスに気をつける必要があります。
耐久性の高いカメラを使いたい方向けのカメラ
キャノンでは一眼レフ機であるEOS Kissシリーズを含めて、防滴・防滴をかね備えた入門機は存在しません。
予算に余裕がありどうしても耐久性のあるカメラをという方は、ミドルクラスのEOS 90Dをオススメします。
ビジュアルガイド機能はありませんが、その他のクリエイティブアシスト機能やスペシャルシーンモードなどはEOS Kiss Mシリーズ同様に使用することが可能です。
- EF-Sマウント
- クリエイティブアシスト付き
- スペシャルシーンモード付き
- マウントアダプターなしでEFマウント交換レンズが使用可能
キャノンの交換レンズ
今後キャノンはEOS Kiss Mシリーズで使用可能な、EF-MやEF / EF-Sマウントの新たなレンズ開発を辞める方向になっています。
このためEOS Kiss Mシリーズなどのカメラでは、将来的に最新のレンズを使用することが不可能になるので、将来的にEOS Kiss Mシリーズと相互性のない最新のRFマウントのレンズを使用したい場合には、キャノンのフルサイズミラーレス一眼カメラに買い替える必要があります。
将来的に最新の高性能なレンズも使用したい人向けのカメラ
将来的に最新の高性能なレンズも使用したいという方は、今後も交換レンズの開発がおこなわれるRFマウントを採用したEOS Rシリーズのカメラを購入するのが良いでしょう。
中でもEOS RPは初心者でも使いやすい機能が備わっているので、予算に余裕がある方は検討してみると良いでしょう。
- RFマウント
- ビジュアルガイド付き
- クリエイティブアシスト付き
- マウントアダプター使用でEFとEF-Sレンズも使用可能
まとめ
デジタル一眼カメラの初心者にとって、とても使いやすい設計がされているキャノンのEOS Kiss Mシリーズ、2021年現在ではEOS Kiss MとEOS Kiss M2の2種類が販売されています。
どちらのカメラにも基本的な操作性や機能には違いがないため、個人的には値段が下がっているEOS Kiss Mをオススメしています。
EOS Kiss M
こEOS Kiss M2
細かな違いを見て検討したいという方は、EOS Kiss MとEOS Kiss M2のスペック比較表を参考にしてみて下さい。
EOS Kiss M | EOS Kiss M2 | |
レンズマウント | EF-M | |
ボディー色 | ブラック / ホワイト | |
サイズ | 116.3(幅)×88.1(高さ)×58.7(奥行)mm | |
重さ(本体のみ) |
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重さ(バッテリー/カード込) |
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バッテリー | LP-E12 | |
使用可能レンズ | EF-M(マウントアダプター使用でEF / EF-S) | |
記録媒体 | SDカード / SDHCカード / SDXCカード | |
有効画素数 | 約2410万画素 | |
記録形式 | JPEG、RAW | JPEG、RAW、C-RAW |
カメラ内現像 | ○ | × |
スペシャルシーンモード | 自分撮り、ポートレート、美肌、風景、スポーツ、クローズアップ、料理、流し撮り、手持ち夜景、HDR逆光補正、サイレントモード | 自分撮り、ポートレート、美肌、風景、スポーツ、クローズアップ、料理、流し撮り、夜景ポートレート、手持ち夜景、HDR逆光補正、サイレントシャッターモード |
ピクチャースタイル | オート、スタンダード、ポートレート、風景、ディテール重視、ニュートラル、忠実設定、モノクロ、ユーザー設定1~3 | |
クリエイティブフィルター | ラフモノクロ、ソフトフォーカス、魚眼風、油彩風、水彩風、 トイカメラ風、ジオラマ風 |
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オートフォーカス | 1点AF、顔+追尾優先AF、ゾーンAF、瞳AF | 1点AF、顔+追尾優先AF、ゾーンAF、スポット1点AF、瞳AF |
瞳AF追従性 | ○ | ◎ |
ドライブモード | 1枚撮影、高速連続撮影、低速連続撮影、セルフタイマー:10秒/リモコン、セルフタイマー:2秒/リモコン、セルフタイマー:連続撮影 | |
連続撮影可能枚数 |
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4K動画撮影 | ○ | |
ライブ配信サービス | × | ○ |
水準器 | ○ |
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