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冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!

Tomo
風景写真家
カナダで山に登りながら数々の風景写真を撮影し着た経験を活かして、風景写真を綺麗に撮るためのテクニックなどを発信しています。

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おしゃれなシルエット写真を撮るための撮影術!簡単な撮り方とアイディア4選

シルエット写真の撮り方 サムネイル

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。

デジタル一眼カメラでおしゃれ写真や印象的な写真を撮る方法の1つとして、被写体をシルエットで写真に撮る方法があります。

シルエット写真

シルエット写真の作例1

このようなシンプルだけどおしゃれに見えるシルエット写真ですが、みなさんは上手に撮影することができていますか?

上手くシルエットにならない…
何をシルエットで撮れば良いのかわからない…
シルエット写真の撮り方がわからない…

簡単そうに見えてちょっとしたコツが必要なシルエット写真、そんなシルエット写真の上手な撮り方と撮影のアイディアを、私がこれまでに撮影してきた写真を使ってご紹介していきます。

この記事の内容
  • シルエット写真の魅力
  • シルエット写真の撮り方
  • シルエット写真の撮影アイディア

シルエットとは

元々シルエットは黒い紙を使った切り絵で、人の横顔の肖像画に対して使用されていた言葉ですが、被写体の輪郭をより強調できるということで、カメラでの撮影方法としても被写体をわざと黒潰れさせて撮影するシルエット写真として使われています。

風景写真に限らず、ポートレートやテーブルフォトなどでもシルエット写真はおしゃれに撮ることができるので、撮影の幅を広げたい人はぜひこの記事を参考にしてみて下さい。

目次

シルエット写真の魅力

  • シンプルで目を惹く
  • 写真を見る人に想像を抱かせる

シルエット写真は特定の被写体を影のように暗く撮影するので、被写体の輪郭が強調される上に、明暗差に強いコントラストが生まれるのでシンプルでありながら目を惹く写真になります。

また影のように暗く撮影された被写体は輪郭以外写真に写らないので、写真を見る人に想像力を抱かせることが可能で、強く人の心の印象に残る写真になるのです。

シルエット写真の作例

シルエット写真の作例2

このシルエット写真であれば、ブランコで遊んでいる3人の関係性や、どんな表情でブランコで遊んでいるのかなどに想像力を抱いてしまいます。

このように写真に対してあれこれと洞察することで、結果的にはこの写真に対して強い印象が残っていくのです。

シルエット写真の撮り方

  1. 逆光を選んで撮影
  2. 明るい景色に露出を合わせる
  3. 露出をマイナスに補正

シルエット写真を撮る時にはこの3つのステップで撮影をしていくと、誰でも簡単にシルエット写真を撮ることが可能です。

ちなみにこのシルエット写真の撮り方は、家の中でも実践することができるので、撮影に出かける前に家の中でシルエット写真の撮影を試してみるのも良いでしょう。

STEP
逆光を選んで撮影
シルエットができる仕組み解説イラスト

シルエット写真の撮影で最も重要なのが被写体の後ろから太陽や電灯の光があたる逆光を選ぶことです。

被写体を逆光で撮影すると被写体のカメラ側の面は光が十分に当たらないので、周りの景色よりも暗くなりやすく、シルエット写真を撮りやすくなります。

STEP
明るい景色に露出を合わせる
明るい景色に露出を合わせた写真

シルエット写真を撮影する時には、明暗差がある中の明るい景色に露出を合わせて撮影をすると、逆光で暗くなっている被写体を綺麗なシルエットで撮影することができます。

逆に暗い景色に露出を合わせてしまうと、被写体を明るく撮影することになるので、シルエットでの撮影ができなくなり、明るい景色が真っ白になってしまうので注意しましょう。

露出=写真の明るさと考えて良い。詳しくはこちらから

測光モードはスポット測光がオススメ

デジタル一眼カメラで写真を撮るときの露出の決定は、測光という機能が関係しているのですが、シルエット写真の撮影ではこの測光の方法を「スポット測光」にするのがオススメです。

スポット測光を使うと、露出を合わせたい景色の明るさにピンポイントで合わせることができるので、シルエット写真が撮りやすくなります。

STEP
露出をマイナスに補正
露出補正のイメージ画像

明るい景色に露出を合わせても十分なシルエット写真にならないこともあるので、そんな時には露出をマイナスに補正することで、被写体の輪郭がハッキリとしたシルエット写真を撮影できます。

露出補正の調整量は撮影をする時々で変化するので、電子ファインダーや液晶モニターで明るさを確認しながら調整していきましょう。

撮影でのポイント

シルエット写真の撮り方に加えて上の3つのポイントを意識しておくと、より簡単に印象的なシルエット写真を撮ることができるようになります。

それぞれ解説をしているので、綺麗なシルエット写真を撮りたい方は必ずチェックしておきましょう。

被写体の背景は明るい景色を選ぶ

背景の明るさで変わるシルエット写真の比較

シルエット写真は明るい背景と暗い被写体の明暗差によって撮れる写真なので、当然シルエットとして撮影する被写体の背景は明るい景色を選ぶ必要があります。

仮に暗くなっている背景を選んでしまうと、被写体をシルエットとして撮影することができないので、背景選びには注意をしながら撮影をしましょう。

シンプルな背景を選ぶ

シルエット写真の撮影ではなるべくシンプルな背景を選ぶことで、シルエットになる被写体が際立つようになります。

明るい空を背景にしたり、望遠レンズやマクロレンズを使って背景をボカすなどして、シンプルな背景でシルエット写真を撮影していきましょう。

太陽の位置が低い時間帯や季節を選ぶ

シルエット写真の撮影では逆光を選ぶ必要があるので、光源である太陽が高い位置にある日中や夏場よりも、太陽が地平線付近や低い位置にある朝夕の時間帯、または冬を選ぶ方がハッキリとしたシルエット写真が撮影できます。

特に朝夕のマジックアワーでは、空が綺麗なオレンジ色やピンク色に染まるので、より印象的なシルエット写真に仕上がるのでオススメです。

シルエット写真の撮影アイディア

シルエット写真の撮り方がわかっても、実際に何を撮影したら良いかわからない方は、この記事で紹介する4つのアイディを参考にしてシルエット写真を撮影してみましょう。

マジックアワーに撮影

シルエット写真の撮影でのポイントでも解説したように、太陽の位置が低いマジックアワーの時間帯を選んで撮影をすると、簡単に被写体がハッキリとしたシルエットになるのでオススメです。

また朝日や夕日の色に染まった空や太陽の光が、シルエット写真の大きなアクセントになるので、とても印象的な写真に撮ることが可能なので、他の撮影アイディアとも併せて使用すると良いでしょう。

マジックアワーでの撮影はシルエット撮影の基本でありベースになる

撮影の参考になる記事

人物を撮影

人物とシルエット写真はとても相性がよく、単純に人物を明るく撮影するよりもアーティスティックな写真に仕上がります。

またシルエット写真は速いシャッター速度で撮影が可能なので、止まっている人物以外にも動いている人物の瞬間的な場面をシルエット写真として撮ることも可能になります。

鳥や動物を撮影

野生動物をシルエットで撮った作例

鳥や動物をシルエットさ撮影すると、それぞれの輪郭がハッキリとするので切り絵のような作品に仕上げることができます。

特に朝夕の薄暗い時間帯で野鳥や野生動物を撮影する場合には、シャッター速度を速くできるシルエット撮影の方が失敗を減らせる上に、より印象的な写真を撮ることも可能になります。

特徴的な形状の被写体を撮影

特徴的な形状をしている建造物や木、山の稜線などは、マジックアワーの時間帯に合わせてシルエットで撮影をすると、被写体の特徴的な形状がより際立つ写真に撮ることができます。

街の中であれば橋や銅像、自然の中であれば山の稜線や大木などをシルエットにして撮影してみると良いでしょう。

まとめ

  • シルエット写真は逆光を選んで撮影
  • シルエット写真には明るい背景を選ぶ
  • シルエット写真では露出をマイナスに補正

身近な被写体でも印象的な作品に撮ることができるシルエット写真、この記事で紹介した撮り方と撮影のアイディアを参考にして、素敵なシルエット写真を撮影してみましょう。

シルエット写真の撮り方 サムネイル

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