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冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!

Tomo
風景写真家
カナダで山に登りながら数々の風景写真を撮影し着た経験を活かして、風景写真を綺麗に撮るためのテクニックなどを発信しています。

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インスタで映える!補色を意識した目を惹く写真の撮り方

補色を使った写真の撮り方 サムネイル

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。

デジタル一眼カメラで写真を撮っている人の中には、インスタグラムなど、SNSに写真を投稿する人も多いと思いますが、満足のいく写真は撮れていますか?

あまりインスタで映えるような写真が撮れない…

自分の写真と、インスタで映える写真の違いがわからない…

どうやったら人の目を惹く、印象的な写真が撮れるの?

インスタで映える写真や、人の目を惹く印象的な写真の定義に、これと言った1つの正解はありませんが、カメラやレンズの性能に関係なく、誰でも映える写真を撮る方法があります。

この記事では、補色という色の関係性を使った、印象的な写真の撮り方をご紹介していきます。

この記事の内容
  • 補色とは
  • 補色を意識して撮るメリット
  • 風景の中から補色を見つけるアイディア
  • 補色とは反対の近似色を使うアイディア

写真を上手に撮るテクニックは様々ですが、視覚的情報の中でも1番印象が強い、色の関係性を意識できるようになると、どんな機材でも印象的な写真を撮れるようになりますよ。

目次

補色とは

色相環の見方

補色とは、ある色にとって対照的な色を指す言葉で、色の関係を表す色相環の正反対や、その付近にくる色の組み合わせが、それぞれ補色の関係になっています。

ちなみに、色相環で隣同士や近い位置関係にある色同士は近似色で、補色の関係の色の組み合わせと、近似色の色の組み合わせでは、それぞれ違った印象の写真が撮れます。

補色を意識して撮るメリット

  • 写真にメリハリが生まれる
  • 配色のバランスが良い
  • 主題が明確になる

写真を撮るときの構図の中に、補色の関係になる色の組み合わせがあると、お互いの色の色味や彩度を際立たせてくれるので、コントラストがハッキリとした写真になります。

またお互いの色味や彩度が際立つので、主題の色が、補色の関係のどちらかの場合には、その主題がとても際立つようになります。

補色を意識すると色の情報がシンプルで鑑賞しやすい

鑑賞しやすい補色の関係を使った写真の作例

写真を撮るときに、補色の組み合わせを意識して撮影ができると、写真全体の配色が少なくなりやすいので、結果的に色の情報が少なく、シンプルで鑑賞しやすい写真になります。

例えば上の作例では、たくさんの紅葉した木々が乱立していますが、配色が「黄色」と「水色」の2色がほとんどなので、被写体が多い割には鑑賞しやすい写真に仕上がっています。

風景の中から補色を見つけるアイディア

  • 桜と芝生
  • 紅葉と青空
  • 朝焼けや夕焼けの色
  • 花の色と青空

自然風景はとても多くの色で溢れているので、景色や被写体をしっかりと観察すると、補色の組み合わせで撮影ができる、景色を見つけることができます。

この記事では、比較的に写真に撮りやすい補色の組み合わせを紹介するので、ぜひ参考にして写真を撮ってみて下さい。

桜と芝生

桜と芝生で撮る補色の関係

春の季節では、桜のピンク色と新緑や若葉の緑色を、一緒に撮るとることで、桜の花の淡いピンク色が際立つようになります。

望遠レンズの圧縮効果を使って、桜の木々の密集感を強調すると、より印象的な桜の写真に撮ることも可能になります。

望遠レンズを使うなら覚えておくべき特殊な効果

紅葉と青空

紅葉と青空で撮る補色の関係

秋の季節には、赤色や黄色の紅葉と、綺麗な青空を一緒に撮ることで、紅葉の色を際立たせた写真に撮ることができます。

特に順光やサイド光を使うと、青空を綺麗に撮りやすく、さらにはPLフィルターを使うことで、紅葉と青空の彩度を濃くすることができますよ。

風景を撮るなら1つは持っておくべきフィルター

朝焼けや夕焼けの色

朝焼けや夕焼けで撮る補色の関係

空気が澄んでいる日の朝焼けや夕焼けでは、太陽のある方向が綺麗なグラデーションになるので、地平線付近のオレンジ色と上空の濃い青色がそれぞれ際立つようになります。

朝焼けの方が、空気が澄んでいることが多いので、望遠レンズで地平線付近の景色を切り取ると、オレンジ色と青色の綺麗なグラデーションが撮れますよ。

綺麗なグラデーションを撮りたい方はこちらをチェック!

花の色と青空

赤色や黄色の花と青空で撮る補色の関係

青空は、比較的種類が多い「黄色」や「赤色」の花と補色の関係になるので、これらの色の花を撮る時には、青空と組み合わせて写真を撮ると、花の色彩が際立つようになります。

青空は順光かサイド光で撮ると、綺麗な青色に撮れますが、逆にコントラストが強すぎることもあるので、広角レンズを使って花畑全体を撮るのがオススメです。

花を補色の関係で撮るアイディア

その他、花を補色の関係で撮るアイディア

補色とは反対の近似色を使うアイディア

近似色で撮る風景写真の作例

補色の関係とは逆に、色相環で隣同士や近い関係にある色の組み合わせは、近似色と呼ばれていて、この色の組み合わせは調和の取れた落ち着いた印象の写真になります。

このため、主題がハッキリとしている写真よりは、構図全体で1枚の写真とする場合に、オススメな色の組み合わせが近似色となります。

風景の中での近似色
  • 青空と森林の緑色
  • 海の青色と植物の緑色
  • ひまわりの黄色と芝生の緑色
  • 赤色と黄色の紅葉

まとめ

色相環で色の関係を把握することで、構図と明るさに加えて、色彩を意図的に組み込んだ写真が撮れるようになっていきます。

補色を使って、主題がハッキリとしたメリハリのある写真を撮るのか、近い色の関係同士を使って全体的に調和の取れた写真を撮るのか、撮影の現場で色彩についても意識して撮影をしていきましょう。

補色を使った写真の撮り方 サムネイル

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