オススメの超望遠レンズ!風景・動物なんでも撮れるコスパ最強のレンズSIGMA 150-600mmContemporary!!

風景や動物を撮っているとこんなことを思うことはありませんか?
- もっと遠くの景色を大きく撮りたい
- もっと圧縮効果のある写真を撮りたい
- もっと動物を大きく撮りたい
デジタル一眼のキットレンズに含まれる望遠ズームレンズでも物足りない、写真を長く撮っているともっと望遠側を使えればという欲求が出てきます。
この記事では、デジタル一眼カメラでの撮影に慣れてきた方がもう1段階レベルの高い写真を撮るのにオススメの、超望遠レンズSIGMA 150-600mm Contemporaryをご紹介していきます。
- 超望遠レンズのメリット
- SIGMA 150-600mm Contemporaryの特徴
- SIGMA 150-600mm Contemporaryの作品例
別世界が撮れる超望遠レンズの魅力とは
超望遠レンズを使用すると、通常使用する標準レンズや望遠レンズとは違う別の世界の写真を撮影することが可能になります。
- 遠くの景色を画面いっぱいに写す
- 圧縮効果で非現実的な写真
- 野生動物を大きく高画質で撮影
ほとんどの人が1番初めに手にするキットレンズの望遠ズームレンズ。フルサイズ換算で250-450mmほどをカバーできるとても便利な望遠ズームレンズですが、500mmや600mmを超える超望遠レンズではさらに違った写真を撮影する事が可能になります。
超望遠レンズで遠くの景色を画面いっぱいに写す
超望遠レンズを使うことで、物理的に近づくことが不可能な建築物や山・島などの景色を画面いっぱいに大きく写すことが可能


特に構図やアングルを固定して撮影したい時には、超望遠レンズがその効果を発揮してくれます。
物理的に遠くの被写体に近づくことは可能でも、撮影位置が変わると構図やアングルにも変化が出てくるので、超望遠レンズを使うことで、構図やアングルを固定したまま被写体を大きく撮影することが可能になります。
超望遠レンズの圧縮効果で撮る非現実的な写真
望遠レンズの大きな特徴として遠近感をなくす圧縮効果がありますが、超望遠レンズを使うことでこの圧縮効果をさらに大きく得ることが可能
35mm換算 800mmで撮影
超望遠レンズを使用しての圧縮効果で太陽と建物の遠近感をなくすことで、太陽の大きさ・存在感を表現可能。SNSでよく見かける大きな月の写った写真は、合成ではなくこの超望遠レンズによる圧縮効果を使って撮影されたものなのです。
※中には上手く合成された写真もありますが、現実的にカメラでの撮影も可能

近寄れない野生動物を超望遠レンズで大きく高画質に写す
警戒心が強くなかなか近づいて撮影することが出来ない野生動物も、超望遠レンズを使うことで大きく高画質に撮影することが可能です。


動物写真に限らず、風景写真でも切り取り(トリミング)によって動物や特定の風景を大きくすることは可能ですが、その反面で画質が犠牲になってしまいます。
切り取り(トリミング)による画質の低下は、カメラの画素数に大きく関連するので、4000万画素以上の高画素カメラ以外では、切り取り(トリミング)による画質の低下がより大きくなります。
超望遠レンズのデメリット
超望遠レンズは標準レンズや望遠レンズでは撮ることが出来ない別世界の写真を撮影すること可能ですが、その反面でデメリットもいくつか存在します。
- 超望遠レンズは重い
- 超望遠レンズは高額なレンズ
- 超望遠レンズは手ブレに注意
超望遠レンズは他のレンズの構造上大きく高額なレンズになりやすく、メーカー純正品では単焦点レンズがほとんどで、値段も数10万〜100万円以上とかなり高額になってきます。
また超望遠レンズは焦点距離も長くなるので、その分手持ち撮影で手ブレをしないシャッター速度も1/600以上となってきます。

超望遠レンズは150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryがオススメ
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryは2015年にSIGMAから販売が開始された超望遠ズームレンズ。一般的に重い・高いと言われる超望遠ズームレンズの中で、安くて比較的軽い超望遠ズームレンズとしてとても人気のあるレンズです。
コストパフォーマンスがとても高いレンズで、私自身も遠景の風景写真と野生動物の撮影でいつも使用しています。
SIGMA 150-600mm Contemporaryの概要
重量 | 1930g(三脚座使用時) 1830g(三脚座未使用時) |
焦点距離 | 150-600mm |
最短焦点距離 | 280cm |
最大投影倍率 | 約0.2倍 |
開放F値 | F5(150mm) F6.3(600mm) |
フィルター径 | 95mm |
手ブレ補正 | 約3段分 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
レンズコーテイング | 有り(撥水 / 防汚コーティング) |
防塵 / 防滴 | 有り(マウント部にゴムラバー) |
対応マウント | シグマ:SAマウント ニコン:Fマウント キャノン:EFマウント |
- ケース
- フード(LH1050-01)
- ショルダーストラップ
- 三脚座(TS-71)
- PROTECTIVE COVER PT-11
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryの特徴
超望遠ズームレンズでありながら比較的軽量で、新品でも10万円前後で購入が可能なSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary。超望遠レンズの中ではとても安価なレンズですが、その性能は値段を大きく超える価値があります。
- 正確なAF
- 強力な手ブレ補正
- 200-500mmの広範囲での高画質
- ゴーストの出にくい強い逆光性能
正確なAF性能
超望遠レンズはレンズ自体が重く、ピント合わせ時でも画面内がブレてしまいます。そんな中でも、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryはしっかりと正確なAFを合わせてくれるので、ピント合わせを安心して行うことができます。
強力な手ブレ補正
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryは実用レベルで約3段分の強力な手ブレ補正を内蔵しています。
薄暗い朝夕や曇りの日の撮影はもちろん、暗い日陰でじっとしている野生動物の撮影でも強い効果を発揮してくれます。


どちらの写真もシャッター速度は1/焦点距離 秒以下であるにも関わらず、全く手ブレすることなく撮影ができています。

200-500mmの広域での高画質
ズームレンズの特徴として、一般的に全ズーム域のうち広域と望遠側で画質が犠牲になってしまう欠点があります。
しかしSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryは全ズーム域150-600mmのうち、200-500mmのとても広範囲で高画質を維持した撮影を可能にしています。
ゴーストの出にくい強い逆光性能
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryで1番の副産物とも言えるのはこのゴーストが出にくい強い逆光性能です。
逆光撮影において、ズームレンズの宿命とも言えるゴーストがほとんど発生するとことはないので、ゴーストの発生を恐れることなく逆光での撮影が可能です。


一般的に広角レンズよりもゴーストが出来にくい望遠レンズですが、どちらの写真もゴーストが出来やすいF値を絞った設定で太陽を正面に撮影していますが、ゴーストの発生はありません。


SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryで撮る写真
超望遠ズームレンズであるSIGMA 150-600mm Contemporaryが写す世界を、いつくかの写真サンプルにご紹介していきます。
月や太陽などの天体
物理的に近づくことが不可能な被写体の代表とも言える天体。特に超望遠レンズ以外の機材や技術がなくても撮影が可能な月と太陽は、超望遠レンズを使用することで、簡単に大きく高画質で撮影することが可能です。



動物・野鳥
警戒心が強い野生動物の撮影でも被写体に近づくことなく撮影ができるので、野生動物本来のありのままの表情や姿を撮影することが可能


山の大きさを強調
超望遠レンズでの圧縮効果で、遠くにある山と手前の街並みの距離感をなくすことで、山の大きさ・壮大さを写真に捉えることが可能
まとめ
通常の望遠ズームレンズでは撮ることができない世界を撮影可能な超望遠レンズ。メーカー純正では1本数十万円と手が出ないような値段ですが、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryは新品でも10万円ほどで購入可能なコストパフォーマンスにとても優れた超望遠レンズです。
今のカメラのレベルからさらに一段階上の写真を撮りたい、超望遠レンズの購入を考えているけどどれを購入するべきか悩んでいるという方は、ぜひSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryをチェックしてみると良いでしょう。
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