冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!
【初心者必見】良い写真を撮るには?写真上達のコツ、カメラのアングルとポジションの話
普段撮っている写真を見返して、「なんだかいつもワンパターンだな」と感じることはありませんか?あまり意識をせずに写真を撮っていると、いつも同じ目線の高さで写真を撮ってしまうので、違う被写体を撮っていても、どれも同じような構図や印象になってしまうのです。
今回はそんなワンパターンな写真から抜け出すための写真上達のコツである、カメラのアングルとポジションについてご紹介していきます。
- いい写真とは
- 写真を上達させるためのコツ
- アングルとポジション変えて撮った写真
どの写真もSNSなどでよく目にする写真だと思いますが、実はほとんどの写真に共通していることがあります。
いい写真は通常とは違う目線で撮られている
いい写真は、普段私たちが目にしている目線の高さや角度とは違う目線で撮られている写真が多いです。
日常にあるモノでも、普段とは違う目線で写真に撮るだけで普段見ることのない景色になるので、とても印象に残るいい写真になるのです。
子供が撮るといい写真になりやすいワケ
子供にカメラやスマホを持たせておくと、意外といい写真を撮ってくることがあります。
- 親を見上げるようなアングルの写真
- ペットと同じ高さで撮られた写真
これは子供の目線が大人よりも低いので、大人である私たちが普段見ているのとは違う目線で写真が撮れるからなんです。子供の目線と一緒になってモノや景色を見ると、それだけで全く別の世界が見えてくるはずなので、ぜひ一度試してみてください。
いい写真を撮るコツ
いい写真多くに共通することは、普段と違う目線で撮られているということです。つまりいい写真を撮るコツは、カメラのアングルとポジションを意識することになります。
いい写真を撮るカメラのアングルとポジション
カメラを構える向きや位置をそれぞれアングル(向き)とポジション(位置)と呼びます。このカメラのアングルとポジションを変えなが写真を撮ることで、同じ被写体でも全く違う印象の写真を撮ることができ、写真の上達に大きく影響します。
カメラのアングル
アングルはカメラの上下に対する向きを意味しています。
アングルの種類
- ハイアングル
- ローアングル
- 水平アングル
カメラを下に向けて見下ろすように撮る場合はハイアングル、逆にカメラを上に向けて見上げるように撮る場合はローアングルとなります。
普段私たちが見ている目の前を向く水平アングルとは違うアングルで写真を撮るだけでいい写真が撮れるようになります。大きな建物を見上げるように撮ったり、料理を上から見下ろすように撮ってみるといいでしょう。
カメラのポジション
ポジションはカメラを構える位置(高さ)を意味しています。
ポジションの種類
- ハイポジション
- ローポジション
- アイレベル
カメラを普段の目線よりも高く構えるとハイポジション、逆に低く構えるとローポジションとなります。
普段から見ている目線の高さであるアイレベルよりも高い展望台からの街並みを撮影したり、地面スレスレに構えて花や動物撮影すると、いい写真が撮れるようになります。
最初はポジションを意識するのがオススメ
いくらカメラのアングルやポジションを意識しても、いい写真と同じように撮れるとは限りません。そこでまずは、カメラのポジションを撮りたい被写体と同じ高さにして撮影するようにしてみましょう。
このポジションを意識した撮影では、犬や猫などの身近な動物や花が被写体としてオススメです。
普段は見下ろすことが多い、犬や猫などの身近な動物や花と同じ目線の高さにカメラのポジションを取ることで、とても迫力のあるいい写真を取ることができるようになります。
アングルとポジションを意識したいい写真
橋を見上げるローアングルで撮る写真
遠くに写る街並みは水平アングルになっているが、手前から伸びる橋を見上げるようにローアングルで撮影しているので、迫力のあるいい写真になっている。
ローアングルの他にも、橋を画面の斜めに入れる対角線構図が使われている
散った紅葉を見下ろすハイアングルで撮る写真
紅葉の季節には綺麗に色づいた紅葉の木を撮影するのもいいですが、地面に目を向けて散った紅葉を見下ろすようにハイアングルで写真を撮ることで、1枚の紅葉にフォーカスを当てたシンプルながら存在感のあるいい写真を撮ることができている。
余白に緑色の植物を入れることで、色のコントラストが作られている
動物の目線に高さを合わせるローポジションで撮る写真
鳥と同じ目線の高さになるようにカメラをローポジションで構えることで、鳥の親子のサイズ感がただの大小だけでなく、その高さも合わせた三次元で伝えることげできるいい写真になっている。
望遠レンズの圧縮効果を使った撮影で、親子全員のまとまり感が上手く出されている
高い場所からのハイポジションで全体を見渡せるように撮る写真
普段目にしている街並みを展望台などに上がってハイポジションで撮ることで、通常は手前の景色に阻まれて見渡すことのできない、奥にある景色までを写真に納めることができている。
海沿いの道をリーディングラインにして、奥の街並みまで目線を上手く誘導している
まとめ
いい写真を撮るコツや写真上達のコツは沢山ありますが、まずは今すぐからでも出来ることから始めてみましょう。
カメラのアングルとポジションを使った写真上達のコツは、カメラさえ持っていれば家の中でもすぐに試すことができます。家にある雑貨や食べ物などでアングルとポジションを意識した撮影を練習して、いい写真が撮れるように上達していきましょう。
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