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冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!

Tomo
風景写真家
カナダで山に登りながら数々の風景写真を撮影し着た経験を活かして、風景写真を綺麗に撮るためのテクニックなどを発信しています。

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綺麗なだけでは意味がない!?本当に良い写真とはなにかを考えよう

本当に良い写真は サムネイル

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。

カメラで写真を撮っている人なら、誰もが「良い写真を撮りたい」と思っているはずです。

もっと人に評価される写真が撮りたい…
良い写真ってどういう写真のこと?

私自身カメラを初めてから10年以上、常に「良い写真を撮りたい」と意識しながら撮影をしてきました。

そんな私も、良い写真とは何かが明確になった今では、風景写真家として写真を沢山の人に購入してもらえるようにまでなりました。

この記事では、カメラで撮影をしている人なら誰もが思う、「良い写真を撮りたい」という願いを叶えるために、本当に良い写真とは何かについて解説していきます。

この記事の内容
  • 綺麗なだけの写真が良い写真というわけではない
  • 人の印象に残る良い写真とは
  • 良い写真を撮るためのコツ

「良い写真を撮ってSNSで沢山の反応を得たい」「友達や家族などに褒めてもらいたい」など、目標とするゴールは人それぞれですが、良い写真に共通することは全て同じです。

「良い写真とは何か」、この答えを探している方は、この記事を参考にすることでその答えを見つけることができますよ。

目次

綺麗なだけの写真が良い写真というわけではない

まず第一前提として、色や画質が綺麗なだけの写真が、そのままイコール良い写真というわけではありません。

スマホのカメラや、デジタル一眼カメラの性能が飛躍的に向上したおかげで、誰でも簡単に高画質で綺麗な写真が撮れるようになりました。

しかし、それはただ被写体を綺麗に高画質で撮れるというだけで、誰もが簡単に人の印象に残ったり、感動を与えるような写真を撮れるようなったということではありません。

綺麗なだけの写真

上の2枚の写真は、どちらも色や画質はとても綺麗ですが、これらの写真に対して「良い写真だ!」という感想までは出てこないはずです。

スマホカメラやデジタル一眼カメラの色味や画質の良さは、良い写真を支える基盤の一部に過ぎません。

高性能なスマホのカメラや、高解像度なデジタル一眼カメラでの撮影に慣れてきたら、次は良い写真を撮るためのステップに移動していきましょう。

人の印象に残る良い写真とは

こんなことを言っては元も子もないですが、実は良い写真の定義は、その写真を見る人によって違いはさまざまなので、万人に対しての良い写真はほぼないと言えます。

しかしあえて「良い写真とは」を定義するならば、それは人の印象に残る写真です。

印象に残る写真

どちらの写真も家から徒歩圏内にある場所で撮影

上の2枚の写真を見て、みなさんはどのように感じたでしょうか?

初めに紹介した「綺麗なだけの写真」と比べて、こちらの2枚は「印象に残る写真」、と感じる人が多いのではないかと思います。

人の印象に残る写真は、ただ色や画質が綺麗なだけの写真とは違って、写真を見る人の手に取ってもらえたり、写真を隅々までじっくりと見てもらう事ができます。

ではどんな写真が人の印象に残る写真と言えるのでしょうか?これは大まかに次の3つに分けることができます。

人の印象に残る写真は、大きく分けてこの3つに分類できますが、どれも共通して言えるのは、写真にオリジナリティ(特別感)が存在するということです。

この3つのポイントを意識して撮影ができるようになると、上で紹介した参考画像のように、身近な景色でも人の印象に残る写真を撮ることができるようになるのです。

決定的瞬間を写した写真

日常的な光景の中にも、思いもよらない決定的な瞬間が訪れることが度々あります。

そんな思いもよらぬ決定的瞬間をカメラで撮影するだけで、日常的な光景やよく見る被写体でも、オリジナリティのあふれる良い写真に生まれ変わります。

作例

上の2枚はどちらもリスを撮影した写真で、色や画質はどちらも綺麗に撮影できています。

しかし、「決定的な瞬間」を撮影した写真の方が、なかなか見ることができないリスの光景を捉えいるので、より印象に残る写真になっています。

リスを撮影してる人は世の中に沢山いますが、他の動物と一緒に写っている写真はとても珍しいですよね。

これがまさに写真のオリジナリティであり、人の印象に残る写真なのです。

ちなみに決定的な瞬間を撮影した写真は、少しくらい画質や構図が悪くても、人の印象に残る写真になります。

誰も見たことがない景色の写真

まだ人に知られていない場所や景色を撮影した写真は、それだけで人の興味を惹くことができるので、人の印象に残るオリジナリティのある写真になります。

作例

どちらもバンクーバー民には有名な湖で撮影

上の2枚は同じ湖を撮影した写真で、色や画質はどちらも綺麗に撮影できています。

この湖はバンクーバー民にはとても有名な場所なので、SNSで検索をすると「誰もが撮る景色」のような写真がたくさん出てくるので、ほとんどの人の印象には残りません。

しかし左側の湖を上から撮影した写真は、ほとんど撮っている人がいないので、貴重でオリジナリティのある写真として、人の印象に残りやすくなるのです。

どんなに絶景でも、SNSで溢れかえっている景色は、人の印象に残ることはほとんどないです。

バンクーバー在住の人はチェックしてみてね!

構図やバランスを考えて撮影した写真

同じ景色や被写体を撮影しても、構図やバランスをしっかりと考えて撮影した写真は、人の目をしっかりと引くことができる写真になります。

作例

上の2枚は、どちらも同じ景色を同じ場所から撮影した写真です。

どちらも干潟の綺麗な模様を撮影していますが、左側の写真は周りの街並みなどが入らないように構図を整理したことで、人里離れた秘境を撮影したかのような写真になり、より印象的な写真に生まれ変わっています。

ちなみにこの干潟はバンクーバーではとても有名で、右側のような構図の写真はSNSに溢れかえっています。

このように自分自身が何に感動したのか、人に1番見てもらいたいのは何処なのかを意識して構図や全体のバランスを整えたり、人とは違う視点で構図を作り上げることで、まったく同じ景気でもより人の印象の残る写真を撮ることができるのです。

同じ場所で何度も撮影すると構図が上達する

同じ景色でも、何度も通って撮影を続けていくことで、より良い構図で写真を撮れるようになっていきます。

また季節や天候の違いによっても、普段とは違う決定的な瞬間を写真に撮る事ができるので、身近にある撮影スポットに何度も足を運んで撮影をしてみましょう。

あれこれ写真を撮っているのに上達してないと感じる人は必見!

良い写真を撮るためのコツ

人の印象に残るような良い写真を撮るには、人と同じ写真を撮り続けていては意味がありません。

自分が撮る写真にオリジナリティを持たせるためにも、上記のようなことを意識して人の印象に残る良い写真を撮っていきましょう。

シャッターチャンスを狙う

どんなに見慣れた有名な景色でも、その日その瞬間にしか撮れない景色が存在します。

天気の良い日に撮影をすると、他の人が撮る写真と同じような写真になってしまいますが、雪や霧など普段とは違う天候の時に撮影する事で、見慣れた景色にもオリジナリティが加わって人の印象に残る写真になります。

天候を狙った場合

上の2枚は、どちらも同じ場所から朝焼けを撮影した写真ですが、雲海という珍しい天候の日に撮影をした写真の方が、より印象に残る作品になっているのがわかります。

雲海はとても難易度が高いですが、霧の日や低い雲が出ている曇りの日を狙うと、ドラマティックな写真を撮ることができますよ。
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風景に人や動物をワンポイントで入れるのも

目の前の風景に人やペットをワンポイントで立たせて撮影をしたり、他人や野生動物が映り込む瞬間を撮影することで、何気ない風景をオリジナリティのある写真に仕上げることができます。

ワンポイントを入れる場合

上の2枚は、どちらも同じ場所で撮影した夜景の写真です。

まったく同じ構図でしたが、撮影中にたまたま現れた野鳥をワンポイントとして構図に入れることで、ワンポイントが無い写真よりも印象的な写真に仕上がっています。

沢山の人が撮影しているような有名な景色や被写体は、ワンポイントで人を立たせてみたり、野生の動物が映り込む瞬間を狙って撮るようにしてみましょう。

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人とは違う視点で撮影する

有名な撮影スポットでは、周りの人と同じ場所ばかりで撮影するのではなく、人とは違う場所から撮影をしてみると良いでしょう。

前後左右に移動するだけでも、人とは違う視点の写真が撮れることがありますし、少し高い場所から見下ろすように撮るなど、工夫の方法は無限にあります。

カメラのアングルやポジションを変化させるだけでも、違った印象の写真に撮ることができますよ。

アングルを変えた場合

上の2枚はどちらも桜で有名な公園で、同じ景色を同じ焦点距離で撮影をした写真です。

通常の目線高さで撮影をすると、普段私たちが見ている景色と何にも変わらない平凡な写真に仕上がりやすいですが、地面に近いローポジションから撮影するだけで写真の印象が変わります。

人と同じ場所から撮影して満足するのではなく、オリジナリティのある景色を撮影できるように、人とは違う視点を持つように意識しましょう。

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身近にある綺麗な景色を撮影する

遠くの絶景を撮りに行くのもいいですが、身近にある綺麗な景色を写真に撮れれば、それだけで希少価値のある写真になります。

すでに有名な絶景スポットは、SNSでは毎日のように目にすることができます。

そのような既視感のある風景と比べて、その土地の人しか知らない景色はとても貴重で人の印象に残る写真になるのです。

カナダの写真が日本に住む人にとって珍しく、印象に残るのはこれが1つの要因です

バンクーバーで身近にある景色

上の2枚はどちらも、私が住むバンクーバーの都市やその周辺にある、普段は誰も撮影をしないようなありきたりな景色を撮影をした写真です。

自分の身近にある場所であれば、どんな天候で写真が撮りやすいのか、どんな景色の写真を撮りやすいのかを知ることができるので、有名な写真スポットでなくても印象的な写真を撮ることが可能になります。

どんなに有名な写真スポットも、必ず初めは誰かが人知れないその場所を見つけて写真撮り始めているんです。

1番感動した部分が目立つように構図やバランスを考える

綺麗景色を無闇やたらに撮影するだけでは、その感動を人に伝え切ることはできません。

目の前にある光景の中でも、1番感動できる部分に写真を見る人の目がいくように、背景をぼかしたり被写体を大きく写すなど構図と全体のバランスを考えて撮影しましょう。

作例

上の2枚は、どちらも望遠レンズの特徴を使って「1番感動した部分が目立つように」、バランスや構図にこだわった写真です。

桜の写真では背景ボケを利用して、一方の湖の写真では景色の1部分だけを大きく切り取ることで、どちらも構図をシンプルで主題が明確な写真になっているのがわかります。

風景には望遠レンズがオススメ

構図はシンプルであるほど主題である被写体に目がいきやすくなるので、風景写真を撮り始めたばかりの方は、望遠レンズを使用した撮影から始めると良いでしょう。

広角レンズに比べて、余計な被写体の写り込みが少なくなるので、構図作りや背景の整理が簡単にできるので、とてもオススメです。

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まとめ

  • 綺麗なだけの写真が良い写真というわけではない
  • 良い写真は人の印象に残るオリジナリティのある写真
  • オリジナリティのある写真を撮るには人同じ写真を撮っていてはいけない

良い写真の定義は人それぞれですが、オリジナリティのある写真は必ず人の印象に残ります。

綺麗に写真が撮れるようになったら、次は人の印象に残るようなオリジナリティの溢れる写真の撮影に挑戦していきましょう。

困った時はモノクロ写真

オリジナティのある写真・風景を狙うのが難しいという方は、まずはモノクロ写真で人の目を惹くのもありでしょう。

デジタル一眼カメラであれば、誰でもモノクロ写真は撮れる上に、普段通りカラーで撮影した写真をパソコンやスマホでモノクロ写真に変えことも可能です。

モノクロで写真が撮れるようになるとカラー写真も上達

本当に良い写真は サムネイル

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