冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!
初めてのデジタル一眼カメラの選び!10万円位で買えるおすすめ機種とは
こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。
デジタル一眼カメラの世界に足を踏み入れようとしている初心者のみなさん。
デジタル一眼カメラは高品質な写真を撮影できるだけでなく、撮影方法によっては自分の感性やセンスを表現することもできます。
しかし、いざデジタル一眼カメラを購入しようとすると、どの機種を選んだらいいのか、どんなアイテムが必要なのかとても悩むところですよね。
デジタル一眼カメラが欲しいけどどれを買えば良いかわからない…
一眼レフとミラーレスって何が違うの?
初心者にオススメのデジタル一眼カメラが知りたい…
この記事では、初心者に向けたデジタル一眼カメラの基礎知識から、デジタル一眼カメラの選び方、10万円位で購入できる初心者にオススメのカメラや、一緒に購入するべきアイテムまで詳しく解説していきます。
購入前にいくつかの候補で悩んでいる人は、お問合せから購入の相談も受け付けています。
- デジタル一眼カメラとは
- 一眼レフとミラーレスの違い
- デジタル一眼カメラで写真を撮るメリット
- 初心者にオススメの10万円位のカメラ
- デジタル一眼カメラと一緒に購入するべきアイテム
この記事が、みなさんにとって初めてのデジタル一眼カメラ購入の参考になれば嬉しいです。
デジタル一眼カメラを購入する前に知っておくべきこと
デジタル一眼カメラを購入する前に、最低限の知識として、上の3つについて理解をしておきましょう。
特に「デジタル一眼カメラとスマホカメラの違いとは?」は、そもそもデジタル一眼カメラを購入する必要性を、再認識するための確認材料となります。
また「デジタル一眼レフとミラーレスの違い」については、実際に購入するデジタル一眼カメラを選ぶ上で重要な要素になるので、ぜひこの機会に理解を深めておきましょう。
デジタル一眼カメラとは何か?
デジタル一眼カメラは、一眼カメラのうち、撮影の際にフィルムの代わりにセンサーを使用して、電気的(デジタルで)撮影するカメラのことで、カメラ本体に1つのレンズを取り付け、交換しながら撮影をすることができます。
デジタル一眼カメラの種類には、従来のフィルムカメラと同じ反射鏡(レフ機構)が内蔵された「デジタル一眼レフ」と、反射鏡(レフ機構)が内蔵されていない「ミラーレス一眼」の2つが存在しています。
デジタル一眼レフとミラーレスの違い
デジタル一眼レフとミラーレスカメラの違いは、ファインダーの仕組みで、カメラ内部に反射鏡(レフ機構)があるかないかが、2つを区別する違いになります。
一眼カメラで写真を撮るときには、ファインダーというカメラの上部にある小さな覗き窓から、これから撮影する写真の範囲や見え方を確認する必要があります。
このファインダーに映し出す景色を、反射鏡(レフ機構)を使って光学的に映すのがデジタル一眼レフで、反射鏡(レフ機構)をを使わずに電子的に映すのがミラーレス一眼になります。
それぞれメリット・デメリットがある
メリット | デメリット | |
---|---|---|
デジタル一眼レフ | バッテリーが長持ち | 対応レンズが多い大きい レンズの生産が終了 | 重い
ミラーレス一眼 | コンパクト レンズの生産の主軸 | 軽いバッテリーの持ちが悪い | 対応レンズがまだ少ない
2018年頃から、どのカメラメーカーもミラーレス一眼の生産に力を入れ始めているので、AF(オートフォーカス)の精度やファインダーでの視認の遅れなど、カメラの性能に関する差はほとんどなくなっています。
また各カメラメーカーが、デジタル一眼レフ用のレンズの開発は終了して、ミラーレス一眼用のレンズの開発のみに力を入れ始めているので、これから新しくデジタル一眼カメラを購入する人は、ミラーレス一眼を購入することをオススメします。
ミラーレス一眼を買っても、レンズの種類が少ないと困るんですけど…
デジタル一眼レフ用のレンズをミラーレス一眼で使うためのパーツもあるので、古いレンズも使うことができますよ。
デジタル一眼カメラとスマホカメラの違いとは?
デジタル一眼カメラとスマホカメラの違いは、画質と撮影の多様性で、デジタル一眼カメラは、スマホに比べて大型センサーや高性能プロセッサーを搭載しているため、高画質での撮影が可能です。
写真の画質にはイメージセンサーというパーツが大きく影響していて、このイメージセンサーが大きいほど画質が良く、撮影後のレタッチにも対応することが可能になります。
またスマホに比べて、デジタル一眼カメラでは、数多くの交換レンズを使用することで、それぞれのレンズの特性を活かした写真を撮ることが可能になります。
スマホの方が得意なことも
メリット | デメリット | |
---|---|---|
デジタル一眼カメラ | 夜景撮影が得意 レタッチに最適 写真表現の幅が広い | ボケが綺麗慣れないと上手く撮れない | 重い・大きい
スマホのカメラ | 軽い・コンパクト 内蔵処理である程度綺麗な写真が撮れる | 気軽に写真を撮れる夜景撮影が苦手 レタッチに向かない | ボケが不自然
デジタル一眼カメラは、細かく設定して撮影することができる反面で、操作に慣れるまでは思い通りに写真を撮ることができずに、スマホの方が綺麗に撮れると感じてしまうことがあります。
ただオシャレなカフェでの食事風景を撮影したり、友人や家蔵、子供の写真を撮るときなどは、デジタル一眼カメラを使用する方が、圧倒的に綺麗なボケ感の写真を撮ることができますよ。
また風景写真では、広角レンズや望遠レンズの特性を活かすことで、スマホカメラでは決して撮ることができない、印象的な写真を撮れるので、決断を迷っている方は下記の記事も参考にしてみて下さい。
購入前の判断材料になる記事
デジタル一眼カメラの価格帯
デジタル一眼カメラの価格帯は、初心者向けのエントリーモデルから、プロ向けの高級モデルまで、幅広く存在します。
デジタル一眼カメラの価格の違いは、「暗所撮影での画質」「カメラ本体の耐久性」「シャッターの耐久性」などカメラの性能によって違いが出ています。
良い写真を撮る1番の要素はカメラの性能ではない
デジタル一眼カメラには、搭載されている性能の差によって、価格にも違いがあるのですが、価格の安いエントリーモデルでも、十分に綺麗な写真を撮ることがきるようになっています。
さらに特定のジャンルを除いて、良い写真を撮るためにカメラの性能はエントリーモデルで十分なので、初めから無理に高額なカメラを購入するのではなく、あなた自身の予算や目的に合ったデジタル一眼カメラを購入するようにしましょう。
それならなぜプロの方達は高いカメラを買うんですか?
1番の理由はカメラの耐久性と、アナログボタンの多さによる操作性の良さで、シャッターチャンスを逃さないようにするために、高額なカメラを購入しています。
デジタル一眼カメラを使うメリット・デメリット?
デジタル一眼カメラには、スマホのカメラやコンパクトデジタルカメラにはない、写真を撮る上でのメリット・デメリットが存在します。
これからデジタル一眼カメラを購入するみなさんには、デジタル一眼カメラだからこそ撮ることができる写真の素晴らしさと、撮影でのデメリットを把握しておいてもらいたいです。
デジタル一眼カメラを使うメリット
デジタル一眼カメラを写真撮影に使うことで、主に上の4つのメリットがあります。
どれもスマホカメラやコンパクトデジタルカメラでは、得ることができないメリットなので、このような写真を撮りたいといと考えている人にとって、デジタル一眼カメラは最適なカメラと言えます。
交換レンズによる綺麗な背景ボケ
デジタル一眼カメラは、交換レンズが使えるため、被写体に合わせてレンズを変えることで、綺麗な背景ボケを表現することができます。
デジタル一眼カメラで撮る背景ボケは、スマホカメラで撮る背景ボケよりも、奥に向かって自然で綺麗なボケ感になるので、被写体を際立たせることができ、より美しい写真を撮影することが可能です。
写真の表現力の向上
デジタル一眼カメラは、多様な設定ができるため、被写体に応じた撮影方法を選ぶことができるので、写真の表現力を向上させることができます。
例えば、強力なフラッシュを使って降っている雪を写真に写したり、シャッタースピードや絞りを調整することで、被写体の動きを表現したり、深度を表現することができます。
夜景や星景写真が綺麗に撮れる
デジタル一眼カメラは、高感度での撮影が可能なため、夜景や星景写真を綺麗に撮ることができます。
星景写真の撮影には、デジタル一眼カメラの他に三脚を必要としますが、都市部での夜景撮影程度であれば、エントリーモデルのデジタル一眼カメラにも、手持ちでも綺麗に撮影できるモードが備わっています。
ちなみに参考画像の夜景写真は手持ちで撮影した写真です。
高画質・高精細な写真が撮れる
デジタル一眼カメラは、大型センサーや高性能な画像処理エンジンを搭載しているため、高画質・高精細な写真を撮影することができます。
特にRAW形式での保存したデータは、後から編集する際にも高品質な写真を作成することができるのが、スマホカメラやコンパクトデジタルカメラには無い大きなメリットと言えます。
デジタル一眼カメラを使うデメリット
- カメラ本体や交換レンズなど、機材の価格が高い
- 一度に持ち運べる機材が多いため、荷物が重くなる
- 操作が複雑であるため、使いこなすには時間がかかる
デジタル一眼カメラを使う際には、上記のようなデメリットがあります。
特に機材の価格や荷物の多さ・重さは、将来的には撮影に出かける機会を減らす要因にもなるので、初心者のみなさんには、価格が安く、軽量・コンパクトなエントリーモデルのデジタル一眼カメラをオススメします。
初心者のためのデジタル一眼カメラの選び方
- 予算 [10万円位]
- サイズと重さ [500g以下]
- 見た目や触り心地の好み
- スマホに写真を送る機能
初めてデジタル一眼カメラを購入するカメラ初心者の人には、上の4つのポイントに注意して、購入するデジタル一眼カメラを選ぶことをオススメします。
カメラメーカーや機種のグレードによって、さまざまな特徴的な機能が存在していますが、何よりも重要なのは、スマホ感覚でいつでも持ち歩ける、持ち歩きたくなるカメラを購入することです。
なんでいつでも持ち歩ける、持ち歩きたくなるカメラが良いんですか?
デジタル一眼カメラで上手な写真を撮るのに大切なことは、「シャッターチャンスを逃さない」「たくさん撮ってコツを覚える」、この2つだからです。
初めから多機能で重いカメラを購入すると、持ち運ぶのが嫌になってしまうリスクが高いんです。
予算 [10万円位]
まず、デジタル一眼カメラを選ぶ際に考慮すべき最も重要なポイントは予算で、カメラ初心者に方には、10万円位で購入できるエントリーモデルのデジタル一眼カメラをオススメします。
最近の機種であれば、エントリーモデルでも十分に綺麗な写真を撮れる上に、スマホと同じようにタッチパネルで操作できるカメラが多いので、初心者の方にも使いやすいです。
安価なエントリーモデルから始めて、撮影の練習をしてから、必要に応じて機能や性能がアップしたモデルへと買い替えるのが良いでしょう。
- エントリーモデルは操作がしやすい
- エントリーモデルでも十分に綺麗な写真が撮れる
- SDカードや三脚、カメラバックなどアクセサリーを購入する予算を確保できる
サイズと重さ [500g以下]
デジタル一眼カメラは、コンパクトカメラやスマートフォンに比べて、一般的に大きく重いです。
ですが、エントリーモデルであれば、カメラの本体重量が500g以下の機種もあり、レンズをつけても約ペットボトル1本分の重さなので、気軽に持ち出して撮影を楽しむことが可能です。
カメラの重さってそんなに大事なんですか?
数十分の撮影では違いがありませんが、旅行などで常にカメラを持ち歩いていると、カメラが重いことが原因で疲れと集中力の低下が起こります。
- 軽量・コンパクトでいつでも持ち運べる
- 長時間の撮影でも疲れないので撮影に集中できる
見た目や触り心地の好み
カメラは、見た目や触り心地も重要なポイントで、スマホと同じように、あなた自身が気に入っているデザイン、操作感、グリップ感やシャッター音のカメラを選ぶと良いでしょう。
自分が使うカメラは、見た目や手触りも気に入っているものを選ぶと、より愛着を持って撮影することができるので、必ず一度はお店で実物を触って試し撮りをしましょう。
- 必ずお店で実物を触って試し撮りをする
- 操作感、グリップ感が良いカメラを選ぶと撮影がスムーズ
スマホに写真を送る機能
デジタル一眼カメラは綺麗な写真を撮れますが、スマホのようにそのままSNSに投稿することはできません。
そこで、写真をスマートフォンに転送できるWi-FiやBluetooth機能を搭載しているカメラを選ぶと、パソコンがなくても、撮影したその場で画像をスマホに転送してSNSに投稿することや、家族や友人などと共有することが可能になります。
- Wi-FiやBluetooth機能があるとその場でSNS投稿ができる
- Wi-FiやBluetooth機能があるとその場で画像の共有ができる
初心者のカメラ選びに不要な機能や情報
- 高画素数カメラ
- 常用ISO感度の高さ
- カメラメーカー別の写真の特性
デジタル一眼カメラの購入を検討していると良く目にする、上の3つの機能や情報に関しては、初めてデジタル一眼カメラを購入するという人にとっては、不要な機能や情報です。
機能目に関しては、「高画素カメラ」「常用ISO感度の高いカメラ」であるほど価格も高くなるので必要以上に予算の負担になります。
特にこだわりがない限りは、気にせずにカメラ選びをしていきましょう。
高画素カメラ
高画素カメラは、写真の解像度を上げることができますが、初心者にとっては必要以上の機能であり価格が高くなるため、画素数の高さをカメラ選びの基準に入れる必要はありません。
高画素カメラが必要な人は、「特殊な機材で星景写真を撮影している」「野生動物を撮影して大きくトリミングする」「A4以上の大きなサイズで印刷する」といった人に必要な性能です。
ちなみに私が使っているEOS R6[ハイアマチュア機]は2000万画素しかありませんが、とても綺麗な写真が撮れています。
- 趣味の範囲では高画素カメラは必要ない
- プロ機は2000万画素位が多い
常用ISO感度の高さ
カメラのISO感度は、暗い場所での撮影時に有効ですが、高いISO感度にするとノイズが発生し、画質が低下することがあります。
初心者は、ISO感度を調整することができることを知っておく必要がありますが、一般的な撮影で使用するISO感度は高くてもISO3200程度なので、常用ISO感度の高さにはこだわる必要はありません。
- 一般的な撮影に使うISO感度はISO3200まで
- 常用ISO感度で撮影しても夜間だとノイズが多く出る
カメラメーカー別の写真の特性
カメラメーカーによって、写真の色合いやトーンなどの特性が異なることがあります。
「Canonはポートレート向き」「Nikonは風景写真向き」などと良く言われますが、初心者にとっては、このような微妙な違いを理解することは難しいのが現状です。
このような写真の色合いやトーンの特性よりも、各カメラメーカーのデザインや操作性、グリップ感、シャッター音などを基準に、あなた自身と相性が良いカメラを選ぶのが良いでしょう。
- 各カメラメーカーの色合いやトーンの違いは初心者にはわかりにくい
- 多少の色味やトーンの違いはレタッチで補うことができる
新品10万円位で買える初心者にオススメのデジタル一眼カメラ
オススメ度 | 特徴 | 本体の重さ | スマホに写真を 送る機能 | |
---|---|---|---|---|
Sony α6100 [ダブルズームキット] | リアルタイム瞳AF 自撮り対応液晶モニター 4K動画対応 レンズの種類が豊富 | 396g | NFC | Wi-Fi|
Canon EOS Kiss M [ダブルズームキット] | 強力な瞳AF サイレントモード 4K動画対応 レンズの種類が少ない | 390g | Bluetooth NFC | Wi-Fi
これから初めてデジタル一眼カメラを購入するという初心者には、新品でも10万円位で購入ができる「Sony α6100」か「Canon EOS Kiss M」のダブルズームキットがオススメです。
どちらもすでに生産が終了したモデルですが、どちらも2018年以降に発売されたモデルなので、今でも十分に綺麗な写真を撮ることができるカメラです。
なぜ新製品である必要がないのか
「初心者のためのデジタル一眼カメラの選び方」でも解説したように、近年のデジタル一眼カメラはどの価格帯でも、一定以上満足することができるレベルの性能を備えています。
デジタル一眼カメラは決して安い買い物ではないので、不要な高機能・高性能のために余計な出費をするのではなく、いつでも気軽に持ち出せて、スムーズに写真を撮って楽しめる10万円位のエントリーモデルを検討しましょう。
Sony α6100
- リアルタイム瞳AF
- 自撮り対応液晶モニター
- 4K動画対応
- レンズの種類が豊富
ソニーのミラーレス一眼カメラ「α6100」は、高画質で高速なAF性能を持ち、自撮りにも対応できるチルト式の液晶モニターと、4K動画にも対応した多機能を搭載しているカメラです。
特に注目するべき点はレンズの種類の多さで、ソニーのデジタル一眼カメラはフルサイズ用、APS-C用に関係なく、レンズをそれぞれのカメラで使用することが可能です。
このため将来的に新しいソニーのデジタル一眼カメラに買い替えることになっても、これまで使用していたレンズを続けて使うことができるのです。
将来的に新しいソニーのカメラに買い替える時に、カメラ本体だけ購入してレンズはα6100のものを使い回すことも可能
Canon EOS Kiss M
- 強力な瞳AF
- サイレントモード[無音撮影]
- 4K動画対応
- レンズの種類が少ない
キャノンのミラーレス一眼カメラ「EOS Kiss M」は、デジタル一眼レフのエントリーモデルとして人気の「EOS Kissシリーズ」の機能・性能を引き継いだミラーレス一眼カメラです。
液晶パネルを使ってスマホと同じような感覚で、撮影シーンに応じた最適な撮影ができるモードの選択や、「背景をボカす」「色を鮮やかに撮る」といったことも簡単に操作・撮影が可能となっています。
ただEOS Kiss Mに対応するレンズは少なく、キャノンの複雑なレンズラインナップの性で、将来的にデジタル一眼カメラを買い替える場合には、EOS Kiss Mのレンズを使い続けることはできないリスクがあります。
EOS Kiss Mに対応するレンズは少数ながら十分な性能を持っています。ただし将来的にカメラを買い替える場合には、またレンズセットを購入する必要がでてきます。
詳しいスペックや機能が知りたい方はこちらもチェック
デジタル一眼カメラと一緒に購入するべきアイテム
この記事で紹介した「Sony α6100」と「Canon EOS Kiss M」に限らず、デジタル一眼カメラで撮影をするためには、カメラ本体の他に「レンズ」「メモリーカード」の2つが必要です。
またデジタル一眼カメラの撮影をスムーズにおこなったり、より素敵な写真を撮るためのアイテムが沢山あるので、最低限必要なアイテムとあると便利なアイテムに分けてご紹介していきます。
カメラってレンズセットを買っても、それだけじゃ写真を撮れないんですね…
カメラは本体とレンズ以外にもお金がかかるので、初心者の方は低価格なエントリーモデルがオススメなんです。
デジタル一眼カメラと一緒に購入が必須のアイテム
- レンズ[カメラ本体のみを購入した場合]
- メモリカード[主にSDカード]
全てのデジタル一眼カメラは、「カメラ本体」「レンズ」「メモリーカード」の3つが揃って初めて写真を撮ることができます。
ほとんどのデジタル一眼カメラは、カメラ本体とレンズがセットで販売されているので、初心者の方は、写真を記録するメモリーカードを忘れずに購入するようにしましょう。
カメラ初心者にオススメのSDカード
SDカードで有名なサンディスクの製品で、今回紹介した「Sony α6100」と「Canon EOS Kiss M」をはじめ、ほとんどのミラーレス一眼カメラに対応しているSDカードです。
カード容量32GBで約4000枚の画像を記録することができて、価格も安いので、とりあえずの1枚に最適なSDカードとなっています。
連写で撮りたい方や動画撮影もしたい方はこちら
デジタル一眼カメラと一緒に購入すると便利なアイテム
- カメラバッグ
- 三脚
- レンズフィルター
これらのアイテムは、デジタル一眼カメラで写真を撮る際に必須ではないですが、購入することで撮影をスムーズにおこなえたり、より高度な写真撮影をすることが可能になります。
すぐに購入する必要はありませんが、デジタル一眼カメラでの撮影に慣れてきたら、これらのアイテムの購入も検討してみると良いでしょう。
カメラバッグ
カメラバッグを使用することで、デジタル一眼カメラを安全に持ち運ぶことが可能で、不意な衝撃から守ることができます。
街歩きに便利な小型なタイプから、カメラやレンズなど多くのアイテムを持ち運ぶことが可能なバックパックタイプと、さまざまなカメラバックがあるので、自身の撮影環境にあったタイプのカメラバッグを選ぶと良いでしょう。
小型タイプのカメラバッグ
今回紹介した「Sony α6100」と「Canon EOS Kiss M」と同じ、エントリーモデルのデジタル一眼カメラを持ち運ぶのに便利なカメラバッグです。
レンズを取り付けた状態のカメラの他に、交換用のレンズをもう1本収納することができるので、デジタル一眼カメラの醍醐味であるレンズ交換を安全にしながら撮影が可能になります。
三脚
三脚は夜景の撮影など、暗い環境でデジタル一眼カメラを使うときに、手ブレを防止してクリアな写真が撮影できます。
また、遅いシャッター速度でも手ブレが起きないので、長時間露光という特殊な撮影をすることが可能になり、夜景の他にも滝や波の水の流れを写真に撮ることが可能になります。
三脚を使った撮影に関する記事
レンズフィルター
- レンズ保護フィルター
- PLフィルター
- NDフィルター
- ソフトフィルター
- クロスフィルター
- 光害カットフィルター
レンズフィルターは、デジタル一眼カメラのレンズに取り付けるアイテムで、レンズのガラスを保護するものから、光に反射をコントロールして色の濃さを調整するものなど、さまざまな種類が存在しています。
数多くの種類の中でも「PLフィルター」は風景写真を撮る人に、「ソフトフィルター」は子供の写真やポートレートを撮る人にオススメなので、デジタル一眼カメラでの撮影に慣れてきたらチェックしてみましょう。
\レンズフィルターの種類と違いを詳しく解説/
フィルターの使い方が分かる記事
まとめ
- 初めてカメラを購入する人には新品で10万円位のエントリーモデルがオススメ
- デジタル一眼カメラはどの価格帯でも最低限満足できる性能を備えている
- 「予算」「サイズと重さ」「見た目や触り心地の好み」「スマホに写真を送る機能」がカメラ選びのポイント
- デジタル一眼カメラとレンズを購入したらSDカードも忘れずに購入
デジタル一眼カメラ初心者の人にとって、数多くある種類の中から1つを選ぶことはとても難しいです。
この記事では、初めてのデジタル一眼カメラ選びに重要なポイントと、初心者の人には不必要なポイントをそれぞれご紹介してきました。
デジタル一眼カメラは決して安い買い物ではないので、不要な高機能・高性能のために余計な出費をするのではなく、いつでも気軽に持ち出せて、スムーズに写真を撮って楽しめる10万円位のエントリーモデルを検討しましょう。
Q&A よくある質問
- 初心者にオススメのデジタル一眼カメラはどのような機能が必要ですか?
-
初心者にオススメのデジタル一眼カメラは、簡単な操作性と基本的な機能が揃っていることが重要です。
10万円位のエントリーモデルには、スマホと同じような感覚で、カメラの設定ができる機能が備わっているカメラが多いです。
- 高画素カメラは初心者にとって必要な機能でしょうか?
-
初心者にとって高画素カメラは必要な機能ではなく、エントリーモデルに最低限備わっている2400万画素あれば十分です。
高画素カメラは、主に大判プリントやクロップ撮影時の画質向上など、専門的な用途に向いているので、初心者の人はカメラの画素数は関係なしにカメラ選びをすることをオススメします。。
- カメラとレンズのセットを購入するメリットとデメリットは?
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メリット ⇨ ほとんどの撮影シーンやジャンルで満足のいく写真を撮ることが可能
デメリット ⇨ 綺麗なボケを撮ったり、超広角・超望遠の撮影ができない
- カメラ本体とレンズを別々に購入することはできますか?
-
カメラ本体とレンズを別々に購入できるので、特定のレンズを使いたい場合には、カメラ本体とレンのマウントが合うものを揃えるように注意しましょう。
購入前にいくつかの候補で悩んでいる人は、お問合せから購入の相談も受け付けています。
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