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冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!

Tomo
風景写真家
カナダで山に登りながら数々の風景写真を撮影し着た経験を活かして、風景写真を綺麗に撮るためのテクニックなどを発信しています。

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写真投稿サイトで腕試し!1Xに写真を投稿する方法とPublishされる写真の3つの特徴

1Xで投稿とpublishされる方法 サムネイル

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。

私も普段から自分の写真のレベルを確認するのと、カメラ上達のために利用している写真投稿サイト「1X」は、世界レベルでサイトにPublish(公開)されるまでの審査が厳しいサイトの1つとされています。

そんな「1X」に写真を投稿し続けてきた経験から、投稿の方法とPublish(公開)されやすい写真の特徴をわかりやすく解説していきます。

フォトコンテストで入賞を目指したい、自分のカメラ・写真のレベルを知るための腕試しがしたい方は、ぜひ1Xに写真を投稿して自分のレベルと今度必要な課題を見つけていきましょう。

1x.com
In Pursuit Of The Sublime Browse 200,000 curated photos from photographers all over the world
この記事の内容
  • 1Xに写真を投稿する方法
  • 1XでPublishされる写真の特徴

ちなみに世界レベルで審査が厳しいと写真投稿サイト1Xでは、投稿された写真のうちわずか5%ほどしかサイトにPublish(公開)されません。

そのため1Xで写真がPublishされることは、世界中のプロやハイアマチュアの方が撮る写真と同レベルであると言う強い自信につながります。

2021年の時点では全体の5%ほどと言われていましたが、最近では10~20%はPublishされているような気がします。

この他にも1Xで写真の投稿・審査を受けるメリットは「世界一評価が厳しい写真投稿サイト1X / 世界レベルのサイトで腕試しをしてみよう」にまとめてあるので、1Xをよく知らない方はまずそちらの記事を読んでください。

目次

1Xに写真を投稿する方法

まず初めに、1Xに写真を投稿するためには1Xへの会員登録と有料会員へのアップグレードが必要となりるので、まだ会員登録をしていない方や有料会員でない方は登録を済ませておきましょう。

有料会員は最短3ヶ月からのプランがあるので、必要に応じてお好きなプランを選ぶようにしましょう。
≫ 1Xへの会員登録と有料会員へのアップグレード方法

有料会員費(2023 2月現在)
Yearly(1年分) $5.99/月($71.88/1年)
Quartely(3ヶ月分) $7.99/月($23.97/3ヶ月)
Monthly(1ヶ月分) $9.99/月
※YearlyとQuarterlyは1ヶ月分割引価格、Montlyは最初の月は無料

まずは1ヶ月無料でお試しがおすすめ

いつまでこのキャンペーンが続くかは不明ですが、現在1Xでは有料会員への登録(アップグレード)で最初の1ヶ月は無料となっています。

まずはお試し期間として1ヶ月利用してみて、自分自身のカメラ上達に活かすことができると感じればそのまま利用を続けていき、自分には合わないと感じれば1ヶ月以内に有料会員の登録を解除すると良いでしょう。

 プロフィール → Subscription → Cancel auto-renewalで有料会員の終了
詳しくは1Xの有料会員をキャンセルする方法から確認できるので、1ヶ月以内に有料会員の登録を解除する方はそちらを確認して下さい。
1Xへの投稿の流れ
  1. ホーム画面右下のUPLOADをクリック
  2. Click or drop here to uploadで写真の読み込み
  3. 写真のタイトルの入力とカテゴリー、販売するかの選択
  4. 写真の解説や撮影時の設定などの記載
  5. Send to curatorをクリックで審査開始
STEP
ホーム画面右下のUPLOADをクリック

1Xへの投稿方法1

まずはホーム画面上の右下にあるUPLOADをクリックして、アカウントの写真一覧画面に移動します。

STEP
Click or drop here to uploadで写真の読み込み

1Xへの投稿方法2

画面上のClick or drop here to uploadをクリックでフォルダ内から写真をアップロード、またはフォルダから直接写真をドラッグ & ドロップでアップロードします。

この画面にあなたの写真が保存されていく

初めて写真を審査に投稿する時点では何も写真が表示されていませんが、この画面上にはあなたがこれから審査に投稿する写真が保存されていきます。

そして審査の結果「Published(公開)」「Not selected(却下)」に関わらず、あなた自身が削除しない限り投稿した写真は残り続けます。

STEP
写真のタイトルの入力とカテゴリー、販売するかの選択

1Xへの投稿方法3

「Title」に写真のタイトルの記入と、「Category」から写真のカテゴリーを選択します。

ちなみにタイトルは日本語でも入力が可能ですが、全世界の方に見てもらうのでぜひ英語で記入しましょう。

Google翻訳でタイトルを英語に直す

さらにこの写真を販売する場合には「For sale」にチェックを入れておきます。

  • Title → 写真のタイトルを記入
  • Category → 写真のカテゴリーを選択
  • For sale → 写真を1X上で販売するかの選択
投稿可能なカテゴリー
  • Abstract:抽象的な写真
  • Action:アクション・動きのある写真
  • Animal:動物の写真
  • Arcchitecture:建物の写真
  • Conceptual:概念的な写真
  • Creative edit:創造的な編集写真
  • Documentary:ドキュメンタリー・記録の写真
  • Everyday:日常の写真
  • Fine art nude:美術的ヌード写真
  • Humour:ユーモアのある写真
  • Landscape:風景写真
  • Macro:マクロ写真
  • Mood:ムード・雰囲気のある写真
  • Night:夜景・夜の風景写真
  • Performance:演技の写真
  • Portrait:ポートレート・人物写真
  • Still life:食べ物・モノの写真
  • Street:街中・スナップ写真
  • Underwater:水中写真
  • Wildlife:野生動物・野鳥写真

1Xへの投稿方法4

記入と選択が完了したら、1番右のDetailsをクリックで次のステップに進みます。

STEP
写真の解説や撮影時の設定などの記載

1Xへの投稿方法5

写真の解説や撮影した時の設定、使用した機材などをできる限り詳細に記入して、最後にSaveをクリックで内容を保存

特に「Description」は写真を審査してもらう時に表示される部分なので、できる限り英語で詳細に記入することをオススメします。

Google翻訳で解説内容を英語に直す

設定内容の詳細
  • Description → 写真の解説や詳細
  • Camera → 使用したカメラの名前
  • Lens→ 使用したレンズの名前
  • Shutter Speed → 撮影時のシャッター速度
  • Aperture → 撮影時のF値
  • Flash → フラッシュ使用の有無(使用していなければ空欄)
  • Tripod → 三脚使用の有無(使用していなければ空欄)
  • Focus length → 撮影時の焦点距離
  • ISO → 撮影時のISO感度
  • Exposure → 撮影時の露出補正
  • Filter → フィルター使用の有無(使用していれば種類を記入)
  • Extra → 追記事項があれば記入
STEP
Send to curatorをクリックで審査開始

1Xへの投稿方法6

最後にSend to curatorをクリックで審査を開始します。

審査が終了するまでには2,3日かかるので、ゆっくりと待ちましょう。

Curation(審査)中の画面の見方

Curation(審査)中の画面では、現在の進行状況と一緒にCurator(審査員)による審査のポイントやコメントを確認することも可能です。

特に審査のポイントとコメントには、写真の良い点と改善点を示す内容が含まれているので、Curation(審査)中にもこの画面をチェックして、次に審査に出す写真のレタッチに活かすようにすると良いでしょう。

Curation(審査)の結果

Curationが完了すると「Published(公開)」「Not selected(却下)」に関わらず、アカウントに登録しているメールアドレスに結果が送られてきます。

アカウント上の写真一覧画面では、Status(状態)の欄にPublishedまたはNot selectedとして表示されるのでそちらでも確認が可能です。

1XでPublishされる写真の3つの特徴

1XでPublishされる写真の特徴には、まず大前提として芸術的・アート的な表現をされた写真が多いことを理解しておきましょう。

日本の写真コンクールで入賞するような、編集・レタッチをほとんど加えない見たままを写すような写真は、世界的な基準からすると評価がされづらいのが現実です。

これは1Xに投稿される写真が、風景写真に限らず抽象的や概念的な写真を含めいていることからも、写真を1つの芸術として捉えていることからもわかると思います。

これまで1XでPublishされた私の作品が見れるページのリンクも貼っておくので、実際にはどんな写真がPublishされているのかを確認してみてください。

基本的な構図・被写体選びができている写真

1Xでは基本的な構図や被写体選びができている写真がPublishされています。

構図がしっかりとできていない写真は、無駄な被写体が写り込んでいたり写真が不自然に傾いたりで、それだけで写真を見る人に違和感を感じさせてしまうので、撮影の際に注意をしておきましょう。

また被写体選びはとても大切で、誰もが撮影している被写体や景色をただ撮影しただけの写真では、1XでPublishされることがほとんどありません。

例えば富士山は誰もが撮影するとても有名な被写体ですが、この富士山に珍しい笠雲がかかる瞬間を写真に撮れば、それはオリジナリティーのある写真に変わります。

基礎はできて当たり前、自分だけのオリジナリティーのある写真を撮ることが重要です。
ポイント
  • 三分割や対角線など構図を考えて撮影
  • 水平をしっかりと取る
  • 不要な写り込みがないようにする
  • オリジナリティのある被写体や景色、瞬間を撮影

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写真の伝えたい点・見せたい点がハッキリとしている写真

1Xでは、写真で伝えたいことや、写真の中で1番見せたい主題がハッキリとしている写真がPublishされています。

風景写真であれば、あなたが何に感動してシャッターを切ったのか、それがハッキリとわかる構図やレタッチをすることが重要になります。

海外風の芸術的・アート的な写真が評価されるのもこれが理由なので、レタッチはとて重要な要素になっています。

構図作りでは、主題よりも目立つ被写体が写らないようにしたり、主題に目がいくようにリーディングラインを使った構図で撮影すると良いでしょう。

またレタッチでは主題の明るさや色が強調されるようにすることで、写真をさらに1段階上のレベルで仕上げることが可能になります。

レタッチの違い

レタッチの良い例

この2枚の写真で比べると、左は写真の特徴である夕暮れの薄暗さ、夕焼けの綺麗な色、それを眺めるたった1人の孤独感を表現できるレタッチになっています。

逆に右の写真は全体を明るくして写真自体を見やすくしたため、夕暮れの薄暗さはなくなり、綺麗な夕焼けの色は薄れ、さらに孤独感も弱い表現になっています。

ポイント
  • 主題が明確になるように構図を作る
  • 写真で伝えたいことがわかるようにレタッチ
  • 自分が感動や気持ちが動いた景色にシャッターを切る

レタッチに使用したソフト

レタッチソフト

上の作例で紹介した写真は、DxOから販売されているNik collectionという、8つのレタッチソフトがセットになったパッケージを使用してレタッチをしてあります。

Nik collectionの特徴
  • 各レタッチを項目ごとに別れたフィルターでおこなえる
  • 各フィルターの効果を微調整できる
  • 複数のフィルターを重ねて編集ができる
  • プロ並みの写真の仕上がりが簡単にできる

8つのレタッチソフトの中でも「Color Efex Pro 4」は、ローキーで重厚感や空気感の伝わる写真に仕上げることが、LightroomやPhotoshopよりも簡単におこなうことができます。

30日間の無料体験あり

タイトル・写真の説明がしっかりと書いてある写真

1Xでは写真のタイトルや説明が、しっかりと書かれている写真がPublishされやすいです。

審査に出す写真に対してどんなタイトルをつけるか、これはその写真に対するあなたの感情や考えが反映されるので、タイトルをしっかりとつけられる=仕上がりをイメージして撮影された写真ということになるのです。

また写真の詳細をしっかりと記入することで、その写真に対する考え方や撮影時やレタッチでのポイントを審査員にしっかりと伝えることができるのです。

ポイント
  • タイトルと詳細が書けるくらい思い入れのある写真を撮る
  • タイトルと詳細は自分の写真に対する意図を伝えるための項目

まとめ

世界一審査が厳しいとも言われている写真投稿サイト1Xへの写真の投稿の方法と、審査を通過してPublishされる写真の特徴をご紹介しました。

1Xでの写真の投稿は有料ですが、この写真投稿サイトで審査を受けることで、確実に自分の写真やカメラの技術の良い点と改善点が見えてきます。

また大前提として、写真の仕上がりはとても重要なので、下記のリンクを参考にレタッチやノイズ除去をしっかりとおこなって、審査を受けるようにしましょう。

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