MENU
Pick up記事
  • 雪景色の撮影アイディア サムネイル

冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!

Tomo
風景写真家
カナダで山に登りながら数々の風景写真を撮影し着た経験を活かして、風景写真を綺麗に撮るためのテクニックなどを発信しています。

撮影に関するご質問などがあれば、お問い合わせページ、またはSNSのDMからお気軽にご連絡ください。
姉妹サイト

カナダでの生活に必要な情報や海外生活でのお得な情報、日本の動画サイトの視聴方法などを紹介しています

Luminar Neoの割引クーポン公開中¥1,000分のクーポンを使う

【初心者必見!】交換レンズの選び方とジャンル別のおすすめレンズまとめ

※本ページはプロモーションが含まれています

自分の好みに合わせてレンズを交換できるのが、デジタル一眼カメラの大きな魅力です。

もっと高画質で撮りたい!
背景をぼかした写真を撮りたい!
野生動物などを大きく撮りたい!

理由は人によって違いますが、それぞれの目的を持ってレンズの交換を考えるようになります。

しかし初めて交換レンズを買う初心者の人にとっては、レンズの種類も多くて選ぶのが大変ですよね。

この記事では初めて交換レンズを買う、またはまだ交換レンズの違いが良くわからないといった人向けに、それぞれのジャンルやシーン別におすすめのレンズの種類を紹介していきます。

この記事の内容
  • 交換レンズを買う時のポイント
  • ジャンル別オススメの交換レンズの種類
目次

交換レンズの選び方

交換レンズを購入する時には、その使用目的に合った性能・種類の交換レンズを選ぶ必要があります。

交換レンズ選びのポイント
  • レンズの焦点距離
  • レンズのF
  • 手ブレ補正の有無
  • AF(オートフォーカス)の有無
  • 最短撮影距離

交換レンズを選び方時には、上記の5つが大きなポイントとなります。

さらにレンズの構造の違いで、複数の焦点距離で撮影出来るズームレンズと、焦点距離が1つに固定された単焦点レンズから選ぶことが出来ます。

焦点距離やレンズのF値、最短撮影距離がまだわからないという方用に、詳しく説明した記事のリンクを貼っておくので、しっかりそれぞれの意味を理解してからこの先を読むようにしましょう。

交換レンズの焦点距離

レンズにはそのレンズが写すことが可能な画角を決める、焦点距離が決められています。

焦点距離は数値が小さいほど広範囲を写すことが可能で、逆に焦点距離の数値が大きいほど狭い範囲しか写せなくなりますが、その分遠くの被写体を大きく写すことが可能です。

広大な風景を撮りたい人は焦点距離の短い広角レンズを、離れた場所にある被写体を撮影したい人は望遠レンズを選ぶようにしましょう。

焦点距離での撮れる写真の違い

  • 広い範囲を撮りたい → 焦点距離の短いレンズ
  • 遠くを撮りたい → 焦点距離の長いレンズ

交換レンズのF値

カメラのレンズにはレンズのピントが合う範囲を表すF値が設定されています。

このF値は小さいほど背景をぼかしやすく、F値が大きいほど全体にピントが合うようになります。

背景ぼけを作るのにはF値が小さい交換レンズを選べば良いですが、その分値段は高くなります。自分自身が撮影したいジャンルや場面で本当に背景ぼけが1番必要な点かを良く考えて交換レンズを選ぶようにしましょう。

レンズと被写界深度の関係

開放F値の違い

  • 綺麗な背景ボケを撮りたい → 開放F値の小さいレンズ
  • 風景写真を中心に撮りたい → 開放F値は小さくなくても良い 

交換レンズの手ブレ補正

交換レンズの中には、カメラを持つ手や体の振動から生まれるブレを機械的に抑える、手ブレ補正機能が付いているレンズがあります。

手ブレ補正はシャッタースピードが遅くなる、薄暗い環境での撮影に効果を発揮してくれので、三脚を使わないで撮影する機会が多い人はあるにこしたことはない機能です。

逆に三脚を使った長時間露光の撮影をメインとする人には必要のない機能とも言えます。

手ブレ補正の効果の違い

交換レンズに手ブレ補正が付いていても、その効果は交換レンズによって変わってきます。

手ブレ補正の効果は〇〇段分と表記されていて、記載されている数字が大きいほど手ブレ補正の効果は強く、同じシャッタースピードででも手ブレが起きにくくなります。

手ブレ補正機能でも被写体ブレは起きる

手ブレ補正機能はカメラ側で起こるブレ(振動)を抑える機能なので、被写体自体が動いている場合にはその効果を発揮しません。

動く被写体をブレずに撮影するには、F値を小さくしたりISO感度を上げて、カメラのシャッタースピード自体を早くする必要があります。

そもそも手ブレ補正がにはどんな種類や特徴があるのか詳しく知らない方は先に『今や必須!?手ブレ補正機能の種類と特徴を理解しよう!』を読んでからレンズ選びをするようにしましょう。

レンズのAF(オートフォーカス)

AFは被写体に対してピントを自動で合わせてくれる機能で、標準的な交換レンズには必ずついています。

ただAF機能も手ブレ補正機能と一緒でレンズによってその精度や速度は異なり、高級なレンズほど精度と速度は高い傾向があります。

野生動物や動き回る子供を正確にピントを合わせて撮影したい人は、AFの精度や速度にもこだわるといいでしょう。

AF機能のないレンズ

交換レンズの中には、AF機能の付いていないレンズも存在します。これは広角レンズの中でも超広角レンズと呼ばれる、人の目で見るよりも広い範囲を撮影できるレンズに多い傾向があります。

超広角レンズは星の撮影や三脚を使用して正確にピントをMFで合わせる風景写真で使用されるため、AF機能をあえて外しているレンズが多いのです。

これは低価格の超広角レンズだけでなく、10万円を超えるような高級レンズにも当てはまります。

交換レンズの最短撮影距離

最短撮影距離はレンズが被写体にピントを合わせることができる最短の距離を表したものになります。

最短撮影距離は、一般的に交換レンズの焦点距離に比例して長くなっていくので、焦点距離の短い広角レンズは最短撮影距離が短く被写体に寄った撮影が出来ることになります。

カフェやレストランなど被写体までの距離が制限される屋内での撮影が多い人は、最短撮影距離に注意して交換レンズを選ぶ必要があります。

ジャンル別のおすすめ交換レンズ

今回は初心者向けとしてカメラのセンサーサイズがAPS-C機を対象として、ジャンル別に交換レンズの選び方とおすすめのレンズを紹介していきます。

私自身がCanonユーザーのため、ここでご紹介するおすすめレンズはCanon用の物になりますが、各メーカ用のレンズで焦点距離やF値などの性能が近いのもを選んでもらえれば間違いはないと思います。

花の撮影におすすめの交換レンズ

花の撮影では1つの花に焦点をあてた背景をぼかす写真や、花畑の花を密集したような写真を撮れる、最小F値が小さく焦点距離の長いレンズを選ぶのがおすすめです。

レンズ選びのポイント
  • 最小F値の小さいレンズ
  • 焦点距離が長いレンズ
  • 最短撮影距離が短いレンズ

おすすめの交換レンズ

最小F値2.8と明るく、35mm換算で焦点距離が96mmとなる中望遠レンズ。またマクロレンズなので、花にグッと寄った迫力のある写真も撮ることができる。

カフェやレストランでの撮影におすすめの交換レンズ

カフェやレストランで料理を美味しそうに撮影するためには、人の見ている景色に近い焦点距離の50mm前後のレンズを選ぶと簡単に撮影することができます。

また照明の落ち着いた薄暗く被写体との距離が取りづらい屋内では、F値の小さい明るいレンズかつ、被写体に近寄って撮影ができる最短撮影距離の短いレンズを選ぶと良いでしょう。

レンズ選びのポイント
  • 最小F値の小さいレンズ
  • 焦点距離が50mm前後のレンズ
  • 最短撮影距離が短いレンズ

おすすめの交換レンズ

最小F値は2.8で焦点距離が35mm換算で56mmとなるこのマクロレンズは、レンズの先端にLEDライトが付属しているので、薄暗い店内でも十分な明るさで撮影が可能

背景をぼかすだけなら、花の撮影でも効果を発揮するレンズ

子供の撮影におすすめの交換レンズ

どう動くか予測が不可能な子供の撮影にはシャッタースピードを稼げる最小F値が小さく、ピント合わせが速く精確なAF機能を持ったレンズを選ぶのが良いでしょう。

またF値の小さいレンズを選ぶことで背景をぼかせるので、ふんわりと可愛く撮影することが可能です。

また動きの少ない屋内に限定すれば、焦点距離の短い広角レンズを選ぶのもおすすめです。

レンズ選びのポイント
  • 最小F値の小さいレンズ
  • AFが速くて正確なレンズ

おすすめのレンズ

最小F値が1.8ととても明るくAFもそれなりに速いレンズで、背景ぼけも綺麗に写るので子供の撮影にはピッタリな交換レンズ。

ただし35mm換算で80mmになるので、屋内での撮影では子供の全体を写すことが出来ないこともある。そんな時は子供の顔に焦点をあてて表情を切り取るのもありでしょう。

子供の撮影は連写を使え

子供は予期せぬ動きをしたり、表情が突然変化したりします。そんな子供の大事な瞬間は連写撮影で、1つも漏らすことなく撮影するようにしましょう。

単独でシャッターを切っていては、最高の瞬間を撮り逃すことになります。

風景の撮影におすすめの交換レンズ

風景写真では遠近感を強調できる広角での撮影から、圧縮効果で遠くの被写体を大きく写す撮影まで幅広い表現方法があります。

そのため広角レンズと望遠レンズをそれぞれ所有することが望ましいのですが、レンズを沢山買うのはまだ早いという初心者の方には、広角から望遠までをカバーできる高倍率ズームレンズおすすめです。

レンズ選びのポイント
  • ズームレンズ
  • 初心者には広角から望遠をカバーする高倍率ズームレンズ

おすすめのレンズ

35mm換算では広角側で約29mmから望遠側では200mm以上までを1本でカバーできる高倍率ズームレンズ。

風景写真では、全体にピントを合わせるためにF値を8以上に絞っての撮影が多くなるので、最小F値はそこまで気にする必要がない。

広大な景色から、遠くの景色の切り取りまでをこれ1本でカバーすることが出来るので、初心者にはおすすめの交換レンズ。撮影に慣れてきて、超広角や超望遠での撮影をしたくなった時には、それにあったレンズを購入すると良いでしょう。

鳥や動物の撮影におすすめの交換レンズ

動きが速く近づくことが困難な鳥や動物の撮影には、遠くの被写体を大きく写すことができる望遠レンズに速く精確なAF機能が必要となります。

また望遠レンズでの撮影は手ブレも起きやすくなるので、手ブレ補正機能のついたレンズを選ぶのが良いでしょう。

野鳥や野生動物はもちろんですが、動物園での撮影でも檻を挟んだ動物との距離を望遠レンズで埋めることが可能です。

レンズ選びのポイント
  • 焦点距離が長い望遠レンズ
  • AFが速くて正確なレンズ
  • 手ブレ補正機能のついたレンズ

おすすめのレンズ

望遠側は35mm換算で450mmと超望遠レンズで、速く精確なAF機能を持つ望遠ズームレンズ。加えて強力な手ブレ補正機能が付いているので、手ブレも抑えて撮影することができる。

Canonの中では、高級シリーズとされるLレンズにも劣らぬ性能と言われるレンズなので、鳥や動物の撮影に限らず、望遠ズームレンズを探している人にはとてもおすすめのレンズと言える。

鳥や動物の撮影は連写を使え

鳥や動物の写真はただ静止している状態を撮影するよりも、動きのある瞬間を捉えるとより一層ダイナミックな写真となります。

そのためには連写で、動きの1コマ1コマを撮影することで、思いがけぬ瞬間を写真に収めることが出来るようになります。

まとめ

カメラと一緒になっているキットレンズは、ほとんどの場面をそれなりに撮影出来るようなレンズがピックアップされているので、デジタル一眼で写真を撮り始めるには使い勝手もよく重宝します。

しかしそんなキットレンズでの撮影から抜け出したいあなたは、これから自分が撮影したいジャンルにあったレンズを選ぶようにして行きましょう。

今回は初心者がワンランク上の写真を撮るための交換レンズのみをご紹介しましたが、今後さらにレンズにこだわりを持つようになった時にも、交換レンズを選ぶ際のポイントを抑えておけば交換レンズ選びで間違えることはありません。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

質問・コメント

コメントする

目次