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冬にしか撮れない、雪景色のカメラでの綺麗な撮り方を学びましょう!

Tomo
風景写真家
カナダで山に登りながら数々の風景写真を撮影し着た経験を活かして、風景写真を綺麗に撮るためのテクニックなどを発信しています。

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【目的別に調べられる】カメラ初心者に見てほしいカメラの用語集

カメラ用語集のサムネイル

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、カナダ在住の風景写真家Tomo(@Tomo|カナダの風景写真)です。

デジタル一眼カメラの購入を考えている方や、デジタル一眼カメラでの撮影を始めたばかりの初心者の方にとって、カメラで使用される用語は難しくて、意味がハッキリとわからない用語も多いかと思います。

焦点距離って何のこと?
マジックアワーが何かわからない…
レンズの種類や違いがわからない…

私自身も、デジタル一眼カメラでの撮影を始めたばかりは、レンズの種類の違いや撮影でのカメラの設定がわからずに困った経験があったので、この記事でカメラの用語をまとめた用語集を作ることにしました。

ちなみにこの記事では、カメラやレンズ本体に関することから、カメラの設定や撮影中に使用する用語など、カメラ用語を目的別にまとめてあります。

用語の調べ方

この記事にまとめたカメラ用語は、記事の目次から直接それぞれの用語に移動することができるようになっています。

目次

カメラやレンズの名称

カメラやレンズの本体そのものを表す名称や、カメラやレンズの主な部品などの名称を集めたので、これからカメラを購入する方や、交換レンズの購入を考えている人に必要な用語がまとまっています。

カメラ関係

カメラ本体のイメージ画像

一眼レフカメラ

一眼レフカメラは、カメラ本体の中に「レフ板」という部品が内蔵されているデジタルカメラで、昔のフィルムカメラ時代から使用されている、基本的なカメラの機構です。

長く採用されてきたカメラの構造なので、各メーカーで対応しているレンズの種類が多いですが、ミラーレスカメラの普及によって、今後は製造自体がされなくなる可能性があります。

ミラーレスカメラ

ミラーレスカメラは、カメラ本体の中に「レフ板」という部品が内蔵されていないデジタルカメラで、現在のデジタル一眼カメラでは主流となっているカメラの機構です。

構成する部品が少ないので、カメラ本体が軽量コンパクトで持ち運びやすいのが大きな特徴ですが、メーカーによってはレンズのラインナップがまだ十分に揃っていない場合もあります。

これからカメラを始めるならミラーレスカメラがオススメで、実際私も一眼レフカメラからミラーレスカメラに乗り換えました。

イメージセンサー

イメージセンサーの画像

イメージセンサーは、レンズを通ってくる光を取り込む役目をになっているカメラの部品で、フィルムカメラでのフィルムにあたります。

イメージセンサーはサイズによって「フルサイズ」「APS-C」「マイクロフォーサーズ」の3つの種類に分かれていて、このセンサーサイズの違いによってカメラの機種や使用できるレンズに違いが出てきます。

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フルサイズ機(カメラ)

フルサイズ機(カメラ)とは、フルサイズのイメージセンサーを搭載しているカメラのことで、一般的にハイアマチュアやプロが使用するカメラが、このフルサイズ機に分類しています。

フルサイズ機は、他の機種よりも大きいイメージセンサーを搭載しているので、写真の解像度が高くて、高ISO感度での撮影でもノイズが発生しにくい特徴があります。

APS-C機(カメラ)

APS-C機(カメラ)とは、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しているカメラのことで、一般的に初心者から中級者までが使用するカメラが、このフルサイズ機に分類しています。

フルサイズ機よりも軽量・コンパクトで、初心者の方でも簡単にオシャレな写真を撮れる「撮影モード」が付いているのが大きな特徴です。

マイクロフォーサーズ機(カメラ)

マイクロフォーサーズ機(カメラ)とは、マイクロフォーサーズサイズのイメージセンサーを搭載しているカメラのことで、一般的に初心者や旅行者が使用するカメラが、このフルサイズ機に分類しています。

フルサイズ機とAPS-C機よりもさらに軽量・コンパクトで、ハンドバックなどにも入れて持ち運べる上に、メーカーに関係なくレンズを使い回すことができる特徴があります。

フルサイズ機とAPS-C機は、基本的にメーカーの違うレンズを使用することができません。

レンズマウント

カメラのレンズマウント

レンズマウントとは、カメラ本体とレンズの接続部分で、メーカーやカメラの機種(センサーサイズの違い)によって、異なる大きさのレンズマウントが存在しています。

交換レンズを購入するときには、使用しているカメラのレンズマウントと同じ規格のレンズを探す必要があるので注意しましょう。

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レンズ関係

レンズのイメージ画像

単焦点レンズ

単焦点レンズは、そのレンズで撮影できる範囲が固定されているレンズで、撮影範囲を変えるには自分自身が動く必要のあるレンズです。

構造が単純なので、解像度の高いレンズや背景ボケを綺麗につくれるレンズが多いのが特徴で、ポートーレートや星景写真での使用にオススメのレンズです。

ズームレンズ

ズームレンズは、そのレンズで撮影できる範囲を変更・調整できるレンズで、撮影範囲を変えるには自分自身が動く必要がないレンズです。

撮影範囲を自由に変更できるので、レンズ1本でもさまざまな構図の写真が撮れるのが特徴で、風景写真にでの使用にオススメのレンズです。

広角レンズ

広角レンズは焦点距離が短く、広範囲を撮ることができるレンズで、私たちが普段見ている光景よりも広い範囲が写るレンズです。

遠近感や奥行きが生まれたり、狭い場所を広く見せる効果があるので、ダイナミックさや広大さのある写真を撮ることが可能です。

単焦点レンズとズームレンズのどちらにも広角レンズが存在します。

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標準レンズ

標準レンズは焦点距離が標準で、私たちが普段見ている光景と同じくらいの範囲を撮ることができるレンズです。

普段見ているのと同じ光景で撮ることができるので、見た目に違和感が少なく安心感のある写真を撮ることが可能です。

望遠レンズ

望遠レンズは焦点距離が長くて、遠くの一部分だけを切り取ることができるレンズで、遠くの景色を大きく撮ることができるレンズです。

圧縮効果によって遠近感がなくなるので、被写体の大きさの違いが強調された写真を撮ることが可能です。

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マクロレンズ

マクロレンズは、被写体を等倍(実際の大きさ)で写真に撮ることができるレンズで、小さな被写体を私たちの目では見れない大きさで撮ることができるレンズです。

花や葉っぱの上の水滴から、虫や小物など小さな被写体を実際の大きさで撮ることができるので、ミニチュアのような世界観の写真を撮ることが可能です。

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焦点距離

レンズ上の焦点距離表記

焦点距離とは、交換レンズの中心点からカメラ本体のイメージセンサーまでの距離のことで、レンズによって数値が違い、一般的にはこの焦点距離を見ることでそのレンズの画角(撮影できる範囲)を知ること可能になっています。

この焦点距離は交換レンズに記されている表記で、単焦点レンズでは「〇〇mm」と1つの数値のみが記載され、ズームレンズでは「〇〇 – 〇〇mm」と2つの数値が焦点距離の範囲として記載されています。

基本的に焦点距離=画角(撮影できる範囲)と覚えておいて問題はありません。
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最小F値

最小F値とは、そのレンズで使用することができる1番小さなF値のことで、カメラで撮影する際に「絞り」という設定をおこなうときに使用する部分で、レンズによって数値が違います。

この最小F値は交換レンズに記されている表記で、「F〇〇」や「F〇〇 – 〇〇」といった形で記されています。

 基本的にズームレンズは「F〇〇 – 〇〇」で表記されていて、使用する焦点距離によって最小F値が変化します。

最小F値は、そのレンズの明るさとボケのでき具合を測る1つの指標となっているので、ボケ感を重要視するポートレートや花を撮る方や、暗い中でも弱い光を撮影する星景写真を撮る方には特に重要な数値です。

レンズのフィルター径

レンズのフィルター径の表記1

レンズのフィルター径とは、レンズ前面の直径を表している数値でレンズによってサイズが違います。

このレンズのフィルター径は、レンズに取り付ける各種フィルター類を購入する際のサイズ指標になるので、各種フィルター類を購入する際には、このレンズのフィルター径を必ずチェックしましょう。

ちなみにフィルター類をつけるとき以外には、撮影の設定などに関係のない数値です。

最短焦点距離

最短焦点距離のイメージ画像

最短焦点距離とは、そのレンズでピントを合わせることができる、イメージセンサーから被写体までの最短の距離のことで、レンズによって数値が違います。

この最短焦点距離は、被写体に近づいて撮影するマクロ写真や、狭い室内で撮影するテーブルフォトなどでは、ピントが合わない場合の要因の1つでもあるので、ピントが合わないときには確認が必要です。

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カメラのレンズの設定

カメラ本体やレンズの設定で使われている用語を集めたので、実際にデジタル一眼カメラで撮影をする時のために、各設定の用語を理解していきましょう。

基本的な設定に必要な用語と、さらに魅力のある写真を撮るための、高度な設定に必要な用語に分けてまとめてあります。

基本的な設定項目

基本的な設定のイメージ画像

絞り

絞りとは、撮影する写真のピントの合う範囲を決めるための設定です。

この絞りは、カメラの設定で言うとF値というものにあたり、カメラ上では「F5.6」「F8」「F11」といった数値で表記されて、絞り(F値)の変化によって、ピントが合う範囲が変わってきます。

カメラでの見え方

カメラで見る絞りの表記

背景をぼかしたい時や、逆に全体にピントを合わせたい時にこの絞り(F値)を調整します。
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シャッター速度

シャッター速度は、写真のブレの有無を決めるための設定で、設定する速度によって「1/〇〇」(〇〇分の1秒)と、「〇〇”」(〇〇秒)という2通りの表示のされ方をしています。

このシャッター速度は、主に「シャッター速度」「シャッター・スピード」と呼ばれ、記事や文章では「S/S」(shutter/speed)と省略されることもあります。

カメラでの見え方

カメラでのシャッター速度の表記

わざとブレを作って滝の流れを糸のように撮ったり、逆に高速で動く動物を止まっているかのように撮るときにシャッター速度を調整します。
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ISO感度

カメラのISO感度は、主に写真の明るさを決めるための設定で、カメラ上では「ISO〇〇」といった表示のされ方をしています。

この写真の明るさを決めるISO感度は、一般的に「イソ感度」「アイ・エス・オー感度」「アイソ感度」と言った呼び方をされていてます。

カメラでの見え方

カメラで見るISO感度の表記

夜景を撮るときや室内で撮影をする時など、暗い場所でも明るく撮りたい時にISO感度を調整します。
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ホワイトバランス(WB)

ホワイトバランス(WB)は太陽光や蛍光灯など、異なる光源の元での撮影でも写真の色合いを揃えるための機能です。

ホワイトバランス(WB)の種類

ホワイトバランスの一覧

写真の色を揃えるという本来の使い方の他にも、それぞれのホワイトバランス(WB)が持つ色を生かして、オレンジ色を強調したり青みを強調した撮影に使うこともできます

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撮影モード

オートモード

撮影モードは、デジタル一眼カメラでの露出(明るさ)を決めるのに必要な「絞り」「シャッター速度」「ISO感度」の3つのどれを自分で調整するかを選ぶための機能です。

選ぶ撮影モードによって、自分が調整する項目以外はカメラが自動的に調整してくれる撮影モードから、全てをカメラ任せや自分で調整する撮影モードまでさまざまです。

主な撮影モード

各撮影モードの設定項目

主な撮影モードと、それぞれの撮影モードで露出(明るさ)を決めるのために、自分で調整が必要な項目を表しています。

撮影モード毎に、得意な写真のジャンルや撮影シーンがあるので、それぞれの特徴を知って置く必要があります。
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露出補正

露出補正とは、写真を撮るときに決定した露出(明るさ)を、より見た目通りの明るさに微調整するための機能で、Mモード以外の撮影モードで写真を撮るときに使用します。

カメラ上では「露出インジケーター」と呼ばれるバーで表示されていて、0の値を中心にプラスとマイナス方向にそれぞれメモリが設けられていて、明るく調整することを「プラス補正」、逆に暗く調整することを「マイナス補正」とそれぞれ呼びます。

カメラでの見え方

露出補正はでは、意図的に明るい写真にする「ハイキー」や、逆に意図的に暗い写真にする「ローキー」といった写真表現で撮影をするときにも、使用するカメラの設定項目です。

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測光モード

測光モードは、写真を撮影する時の露出(明るさ)を自動でカメラが決めてくれる機能で、Mモード以外の撮影モードで写真を撮るときに使用します。

本来は「絞り」「シャッター速度」「ISO感度」の3つを自分で調整して露出を決定しますが、この測光モードを使うことで、景色の明るさから自動で適切な露出になるように「絞り」「シャッター速度」「ISO感度」の3つを設定してくれます。

測光モードの種類
  • 評価測光(マルチパターン測光)
  • 中央部重点平均測光(中央重部点測光)
  • スポット測光
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高度な設定項目

高度な設定のイメージ画像

記録画質

記録画質は、カメラで撮影した写真をSDカードなどに保存するときの、データの形式や大きさを決める設定項目です。

記録画質には「Raw」と「jpeg」の2つの形式と、それぞれのデータの大きさに別れていて、設定する記録画質によって、SDカードに保存できる写真の枚数が変化します。

カメラでの表記

記録画質の見方

一般的に、撮影した写真をしっかりレタッチする人は「Raw」、カメラで撮ったままの写真を楽しむ方は「jpeg」で保存するのが一般的です。

ピクチャースタイル

ピクチャースタイルは、撮影シーンに合わせて写真の色をコントロールできる機能で、カメラ内でできるレタッチのようなものです。

ちなみにピクチャースタイルはCanonのカメラでの呼び方で、他のメーカーではそれぞれ別の名称で呼ばれています。

各メーカーでの名称
  • キャノン:ピクチャースタイル
  • ニコン : ピクチャーコントロール
  • ソニー : クリエイティブスタイル
  • オリンパス : 仕上がりモード

青空と木々の緑を強調できる「風景」や、人の肌の色を綺麗にする「ポートレート」など、撮影シーンにあわせて選ぶことも、自分で好みの設定に調整することも可能です。

ちなみにjpegのみに有効な機能で、Rawで保存する場合はピクチャースタイル適用されないです。
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アスペクト比

アスペクト比は、撮影する写真の縦と横の長さの比率を変更するカメラの設定です。

同じ景色でも、アスペクト比を変えることで違った印象を与えることができるの、プリントやSNSに写真を投稿して楽しむ方は、色々なアスペクト比を試すと良いでしょう。

アスペクト比の種類

アスペクト比は、カメラ本体での設定以外にも、レタッチソフトでも変更することが可能です。
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AF動作(モード)

AF動作(モード)は、シャッターを半押しするとで作動するAF(オートフォーカス)を、初めに合わせた位置にピントを固定するか、ピントを合わせた被写体が動いたとしても、その被写体に合わせ続けるかを選択できる機能です。

AF動作(モード)の違い
  • ワンショットAF → シャッター半押しでピント位置を固定
  • サーボ AF → シャッター半押し中は、ピントがあった被写体が移動してもピントを合わせ続ける

※AF動作(モード)の名称はCanonカメラでの場合

AF方式

AF方式は、AF(オートフォーカス)を写真を撮る構図の中で、どれだけの範囲・場所でAFを作動させるかを設定する機能です。

AF方式の主な種類
  • 追尾優先AF → 人や動物の顔を自動で判断してピントを合わせる
  • 1点AF → AFフレームと呼ばれる小さな四角の中にある被写体にピントを合わせる
  • スポット1点AF → 「1点AF」よりもさらに小さなAFフレームにある被写体にピントを合わせる
  • ゾーンAF → 複数のAFフレームが集まったゾーンの中にある被写体にピントを合わせる

この他にも各メーカーやカメラの機種によって異なるAF方式が含まれることがあります。

一般的に風景では「スポット1点AF」、ペットや子供の写真を撮るときには「追尾優先AF」を使用することが多いです。

AF / MFの切り替え

AFを採用しているレンズには、AF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカス)を切り替えるスイッチが装備されているので、必要に応じてAF / MFの切り替えをしながら撮影をおこないましょう。

手ブレ補正

手ブレ補正は、手持ちで写真を撮るときに発生する手ブレを、レンズやカメラ本体の中で軽減・無くすことができる機能です。

手ブレ補正の効果は、レンズやカメラの種類によって変わり、手ブレ補正ができる効果の目安は「〇段分」という形で表現されます。

カタログでの表記

ちなみに手ブレ補正の効果の目安は、レンズやカメラには記載されていません。
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ドライブモード

ドライブモードは、1度にシャッターを切るときの動作を、「1枚撮影」「連続撮影」「セルフタイマー」などから選ぶことができる機能です。

主なドライブモードの種類
  • 1枚撮影
  • 高速連続撮影
  • 低速連続撮影
  • セルフタイマー2秒
  • セルフタイマー10秒

一般的に、風景やテーブルフォトなど被写体が動かない写真の撮影には「1枚撮影」、子供やペットなど被写体が動く写真の撮影には「連続撮影」を使用します。

撮影中に使うカメラ用語

カメラの設定以外で、撮影をする時に意識したり確認をする必要があるカメラ用語を集めました。

シャッターを押して写真を撮るまでに使うカメラ用語と、シャッターを押して写真を撮った後で使うカメラ用語に分けてまとめてあります。

シャッターを押して写真を撮るまで

シャッターを押す前のイメージ画像

順光

順光のイメージ

順光は、デジタル一眼カメラで写真を撮る時の太陽の位置の1つで、景色に対して正面から太陽の光が当たる向きのことを呼びます。

主に「影ができづらい」「色が濃く出る」のが順光の特徴です。

サイド光

サイド光のイメージ

サイド光は、デジタル一眼カメラで写真を撮る時の太陽の位置の1つで、景色に対して横から太陽の光が当たる向きのことを呼びます。

主に「陰影ができる」「コントラストが強い」のがサイド光の特徴です。

逆光

逆光のイメージ

逆光は、デジタル一眼カメラで写真を撮る時の太陽の位置の1つで、景色の後ろから太陽の光が当たる向きのことを呼びます。

主に「柔らかな印象になる」「幻想的なイメージになる」「透明感が出る」のが逆光の特徴です。

構図

構図とは、写真を撮る範囲や被写体の配置などを決めることで、同じ景色や被写体を撮影しても、構図の違いでまったく別の印象や、写真の良し悪しに影響があるとても重要な写真の要素です。

主な構図
  • 日の丸構図 → 被写体を画面の中央に配置
  • 二分割構図 → 地平線や水平線に合わせて景色を二分割して配置
  • 三分割構図 → 縦と横三分割に分けた範囲の交差点に被写体を配置   
  • 対角線構図 → 複数の被写体を対角線上に配置

構図は1つだけで使うよりも、複数の構図を合わせて使うことで、より印象的な良い写真を撮ることができるようになります。

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ポジションとアングル

ポジションとアングルは、写真を撮るときのカメラを構える位置(高さ)や角度のことで、ポジションとアングルを変えながら撮ることで、普段とは違う目線の写真を撮ることができます。

ポジションとアングルの図解

ポジション

カメラのポジションの違い解説

アングル

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シャッターを押した後

シャッターを押してからのイメージ画像

手ブレ

手ブレしている写真

手ブレとは、撮影のときにカメラを動くことで写真全体がブレてしまうことで、意図しない手ブレは失敗写真となるので、写真を撮った後は手ブレがないかチェックするのが良いでしょう。

手ブレはシャッター速度を速くする方法と、レンズやカメラの手ブレ補正を使うことで防ぐことが可能になります。

被写体ブレ

被写体ブレしている写真

被写体ブレとは、撮影中に被写体が動くことで、その被写体だけが写真の中でブレる現象のことで、意図しない被写体ブレは失敗写真となるので、写真を撮った後は手ブレがないかチェックするのが良いでしょう。

被写体ブレに対しては、レンズやカメラの手ブレ補正の効果はないので、シャッター速度をなるべく速くして対処する必要があります。

フレアとゴースト

ゴーストの発生した写真

フレアとゴーストは、どちらも写真を撮る時の構図内や構図の付近にある強い光のが、レンズを通して写り込んだモノになります。

フレアは、強い光によって写真の一部が必要以上に明るくなり白っぽくなる現象で、ゴーストは、光がレンズの絞りの形や楕円形になって写真に写り込む現象このとです。

朝焼けや夕焼けなど太陽に向かって写真を撮るときに良く発生します。
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周辺減光

周辺減光した写真

周辺減光とは、撮影する写真の四隅が他よりも暗くなる現象のことで、広角レンズや小さいF値で撮影する場合に発生することが多いです。

特に広角レンズで開放F値(F2やF2.8など)を使って撮影をすると、大きな周辺減光が発生するので撮影の際には注意をしましょう。

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高度な撮影や写真の仕上げに使う用語

カメラ初心者から抜け出して、魅力的な写真を撮っていくために必要な機材や、撮影で知っておくべき知識を集めました。

撮影で知っていると便利な知識と、実際に高度な写真の撮影に必要な機材に分けてまとめてあります。

高度な撮影に関するテクニックや知識

テクニックのイメージ画像

マジックアワー

マジックアワーは、日の出と日の入りの前後の時間帯で、空が朝焼けや夕焼けに染まる時間帯のことを指します。

日差しの強い昼間と違い太陽の光が和らぐので、「幻想的」「ドラマチック」な写真を撮ることが可能で、その日の天候や気温によって太陽が染める色も変わってきます。

風景写真ではもちろんですが、ポートレートでもマジックアワーで撮影すると印象的な写真が撮れます。
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玉ボケ

玉ボケのイメージ画像

玉ボケとは、写真内のボケが玉状になって現れることで、夜景写真での街灯やイルミネーション、日中では木漏れ日などの点光源を小さいF値で撮影することで撮ることができます。

玉ボケは望遠レンズで開放F値を使うことで、より大きな玉ボケを撮ることができます。

前ボケ

前ボケのイメージ画像

前ボケは、主題となる被写体の前にある景色や被写体がボケることで、主題を強調する効果があります。

構図の手前がゴチャゴチャしている時にも、前ボケとして何が写っているか分からない状態にすることで、スッキリとした見やすい構図の写真を撮ることもできます。

高度な写真の撮影に必要な機材

機材のイメージ画像

三脚

三脚は、カメラを固定して手ブレのない写真を撮るための機材で、主にシャッター速度が1秒前後よりも遅くなる場合に使用します。

他にも同じ構図で設定を変えながら何枚も写真を撮る場合や、同じ構図で何種類も撮影をするテーブルフォト、集合写真などをセルフで場合などさまざまな使用方法があります。

風景写真では、日中でも構図をこだわりたい時には、三脚を使用することがあります。

レリーズ

レリーズは、カメラ本体に接続することで、本体のシャッターボタンを使用することなく、遠隔でカメラの撮影(シャッターを切る)することができるようになるアイテムです。

一般的に手ブレが起きやすい夜景撮影で、カメラを固定する三脚と一緒に使用されています。

Tomo
Tomo

風景写真では、滝や波の流れを遅いシャッター速度で撮る時に使用します。

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PLフィルター

PLフィルターとは、レンズに取り付けて使用するフィルターの1つで、偏光膜を使用して光の反射を抑えたり、逆に光の反射を増幅させるなど、光の反射をコントロールすることができます。

主に風景写真で青空や木々の緑色を、光の反射で白っぽくならないよう撮るために使用されます。

風景写真で、PLフィルターは必須とも言えるアイテムです。
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NDフィルター

NDフィルターは別名「減光フィルター」とも呼ばれる、レンズに取り付けて使用するフィルターの1つで、、レンズに入ってくる光の量を減らしてシャッター速度を遅くすることができる事ができるフィルターです。

NDフィルターは、レンズに入る光の量を減らせる量によって、それぞれの種類に分かれているので、撮影する写真のイメージに応じて、適切なNDフィルターを選ぶ必要があります。

主なNDフィルターの種類
  • ND2ND4 → 花火の白とびを抑えるのに使用
  • ND8ND16 → 滝や波の流れを撮る時に使用
  • ND1000 → 長時間露光に使用
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レタッチソフト

レタッチソフトは、カメラで撮影した写真の「明るさ」「色」「コントラスト」などを編集するためのソフトで、カメラの撮影では表現しきれなかった被写体や景色の魅了を引き出すために使用します。

主なレタッチソフト
  • Adobe Lightroom → プロも使用する写真専用レタッチソフトの定番
  • Luminar AI → 人工知能で誰でも簡単にレタッチができる人気のレタッチソフト
レタッチをすると、より写真の魅力を引き出せたり、写真の世界観の統一が可能になります。
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カメラ用語集のサムネイル

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